渕上梨花は職場の後輩で俺の10歳下の21歳
美人じゃない…どちらかと言えばブサイクの部類に入ると思うけど、アニメ声のロリっ子。
ぱっとみは暗い感じのする子だから周りからは浮いた存在だった。
まったく接点は無かったが、SNSで見つけて冗談半分に友達申請をしたら承認。
渕上は俺以外は会社の他の社員とはいっさいSNSで友達になっていないから以外だった。
けっこう俺と趣味があってSNS上だけでは頻繁にやり取りするようになった。暗い感じは現実のみ、SNS上ではちょっと変わったおもしろい子
職場で顔を会わせても軽い挨拶とSNSの投稿への感想をさらっとって感じ。
他の同僚は知らない秘密の関係みたいで何となく楽しかった。
俺は妻も子供もいるし、かわいい後輩って感じのそんな関係が続いて1年くらいたった頃、渕上が退職することになった。
仕事を辞めて資格取得のため、学校に入学するとのことで…自分でもびっくりするくらい、残念な気分になった。
そんなある日、渕上のSNSで今週の水曜日に引っ越すとの書き込み。宅急便使って自力でやるって。
俺もたまたま休みだったので、冗談で
「手伝いで車出そうか?」と書き込んだら
「ただでお願いします(笑)」
との返信
まぁ、冗談だろうと思ってると
「先輩、まじ手伝ってくれます!?」
とのメール
渕上とのお別れは寂しかったし、最後くらいSNSじゃなくて、話したりしたいな。って思ってたので快諾した。
仕事の妻と学校へいく娘を見送って車で渕上のアパートへ。
2階建てのレオパレスの1階だった。
「先輩、ありがとうございます!」
出迎えた渕上は、ノースリーブとショートパンツのラフな姿。職場でのもさっとしたスーツ姿とはぜんぜん違って女性らしく…と言うか女の子って感じだった。色白の肌の露出が多いので、ドキッとしてしまった。
「散らかってますけど、どうぞ。」
渕上に促されて部屋に入る。狭い通路のすぐ右がキッチン、ひだりはユニットバスかな?
渕上の部屋は、甘酸っぱい…これが女の子の匂いか、匂いが漂っていた。渕上を女と感じたことはなかったが、いつもと違う服装と、匂いで、ちょっと興奮してしまった。
一度、意識してしまったらやっぱり見てしまう。
女の子としか認識しなかった渕上を女として見てしまう。作業中、ついついチラチラ渕上の露出した太ももやわきに目がいってしまった。
渕上が予め箱詰めしていた荷物は数回の往復で俺の車に載った。
「先輩、はやい!」
「そんなに多くないからな。」
渕上はまだ箱詰め作業中
「先輩、ちょっと休憩しましょ、飲み物、買ってきますね。」
「俺、買ってくるよ。」
「手伝ってもらってるんですから。ソファ、まだあるし、休憩してて下さい。買い物、いってきますね。」
「じゃ、くつろいでるよ。」
「留守番お願いしま~す。」
渕上はパンプスをつっかけて外出した。
渕上の部屋に俺ひとり
…
つづく
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