翌日、珠美は東海林の元に来るよう指示されていた。
珠美は面接の時に着ていたスーツを身につけ、約束の時間の10分前に東海林が待つ社長室に着いた。
「山村さん、4月までまだ時間はあるのだが時々こうしてあなたを読んで我が社のことを色々と勉強してもらいます。」
珠美はその言葉を文字通りに解釈して新社会人として人の為に働こうと決心した。
だが、それは大きな間違いであったことを数分後気付かされたのである。
「じゃあ山村さん、この制服に着替えて下さい。」
「あっ、はい、更衣室はどちらですか?」
「そんなところはないか。今ここで制服に着替えなさい。さっ早く、時間がないから。」
「えっ、そんな、、、ここでですか?」
「内定を取り消してもいいんだよ。私は忙しいんだ。さっさとしないなら、もう来なくていいからね。」
「あっ、、、わかりました。すぐに着替えます。」
なんだか弱みを握られているみたいですごく嫌な気持ちがしたが、この就職難の中今から別の会社を探すのも難しいと思い素直に東海林の要求に応じた。
(えっ、、?何これ、、、)
制服に着替えた珠美は自分の姿に目を疑った。
スカート丈は今まで履いたことのないほど短いと薄いピンクのタイトスカートだった。
しゃがめば後ろからパンティが丸見えになるほどの短さだった。
ブラウスは下着の色がハッキリと福の上からでもわかるほど透け感のある素材だった。
紫色のブラジャーがくっきりと見え、ブラジャーに施されている細かな刺繍までもがハッキリと分かるほどであった。
「じゃあ、今から君のデスクを案内するからついて来なさい。」
珠美は自分の格好があまりにも恥ずかしく赤面した。
東海林の歩くスピードは速く、珠美は速歩きで後を追った。
すこし小走りのように歩いたことから、スカートの裾が徐々に上には持ち上がっていった。
珠美はそれを必死に手で押さえ、ずり上がるのを押さえた。
社内には所狭しと様々な仕事道具が置かれていた。珠美は事務員として採用されたので関係はなかったのだが、用意されていた珠美のデスクはここを通らざるを得なかった。
デスクに案内された珠美は座るように東海林に指示された。
珠美のデスクはみんなの方を向く格好で配置されていた。
机の下はみんなから見えるような作りになっていた。
珠美は椅子に座ると自然と脚が開くような形の椅子だった。
「あっ、、、」
「どうかしたのか?」
(やだぁ、、、これじゃあみんなから珠美のパンティを覗かれちゃう、、、)
「ここが君のデスク。隣は先輩の仁科香織のデスク。あとは追い追い社員の名前を覚えていってくれたまえ。」
珠美は椅子から立ち上がり、隣に座る仁科に声を掛けて挨拶を行った。
「初めまして。この4月からここで働かせて頂きます山村珠美といいます。不慣れなことばかりでご迷惑お掛けするかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。」
仁科の顔は珠美の方を向くのではなくデスクに向けられたままであった。
「あなたが次の餌食なんだね。まぁ頑張ってね。」
それだけ言って仁科は仕事に取り組んだ。
「えっ?餌食って、、、」
珠美の心臓の鼓動は一気に加速していった。
得体の知れないなにものかが珠美の肩にのしかかるように降り注いできた。
「やぁ、君が新入社員の娘だね。みんなと仲良くなっておいた方がいいよ。俺は北村大地。一応ここでの部長です。ここでは上の者の命令は絶対だから、君も覚悟しておいてよ。」
北村は身長180cmほどのスラリとした好青年って感じの人だったが、彼が放った言葉に珠美は少し恐怖を覚えた。
「上の者の命令は絶対って、、、何なのかしら、、、」
そんな不安を抱きながら、自分のデスクにある椅子に座った。
デスクの上には沢山の書類が置かれていた。
就職にあたり職場に提出書類の束が、、、。
珠美はカバンからボールペンを取り出し、一つ一つ丁寧に記入していった。
集中して文字を書いていると、自分の脚が開いていることに気がつかなかった。
書類から目を離し、みんなが座るデスクの方に目を向けた。
そこには沢山の男性の目がこちらに向けられていた。
正確には珠美のデスクの下にある脚なのだが。
珠美は「ハッ」として開いていた脚をギュッと固く閉じた。
男性の顔は皆一同にニヤニヤしていた。
珠美の右側に座る仁科の顔をチラッと見た。
その横顔は頬を真っ赤にしていた。
仁科は俯いたまま右手を動かすことなくじっとペンだけが握られていた。
珠美は仁科の左手を見た。
左の肩、腕、肘、手首、手と視線を徐々に下に下ろしていった。
「あっ、、、」
仁科の手は女の大切な部分に添えられていた。
よく見ると指が微妙に動いていた。
その指の動きはゆっくりとあそこの中に抜き差しされているようなものだった。
もう一度珠美は仁科の顔を見た。
口は半開きとなり、小さな吐息が吐き出されていた。
珠美はその姿から目を背けることが出来なかった。
恍惚な表情をした仁科の顔や、彼女の左手の指の動きがあまりにもいやらしく目が離せないほど惹きつけられていた。
仁科の口からは断続的に、
『あっ、、あっ、、あっ、、』
と小さい喘ぎ声が漏れていた。
仁科の行為を見た珠美は自分の身体の内側から熱くなっていくのがわかった。
珠美は大きく息を吸い込み気持ちを落ち着かせようとした時、部長の北村が珠美の肩に手を触れた。
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