翌日の朝、俺は自前のグッズを手にして車に乗り込んだ。
約束の場所に向かう前に俺はペットショップに行き、赤い首輪とリードを購入した。
そして一人、約束のファミレスに到着し彼女を待った。
(遅いな…やっぱり騙されたかな…)
そう思い始めた頃、メールが届く。
『すいません、遅れそうです。』
少しホッとした俺はコーヒーを飲みながら彼女を待った。
しばらくすると軽く息を切らせた女性が現れた。
白のワンピースが透け、淡いグリーンのキャミソールが色っぽく感じた。
メガネを掛けた彼女はプロフィールの年齢よりも幼く見えた。
「からおさんですか?」
「そう…ですよ…」
「ゴメンなさい、ファミレスを間違えて急いで来ました。」
「うん…いいよ…」
想像より遥かに可愛い娘が目の前に現れ、正直ドキドキが止まらなかった。
「じゃあ、行こうか…」
「はい、よろしくお願いします。」
車に乗り込み、調べておいたラブホテルを目指し走り始める。
俺は沈黙を避けるため会話を探した。
「あの登録名はけいちゃん?きょうちゃんかな?」
「みやこって読みます。皆珍しがるんですよ。」
そう言った笑顔がすごく可愛かった。
「これ、あげるよ」
俺は紙袋をみやこに渡した。
「何ですか?コレ?」
中身を見たみやこは
「本当に買ってくれたんですか?何だか悪いです…」
と言いながら少し照れていた。
そして目的のホテルの駐車場に着き、降りる前にみやこに言った。
「それ今すぐ着けなさい」
突然の命令調に驚いたみやこはしばらくこちらを見てから、軽くうつむいて
「はい、わかりました…」
と言い、頬を赤らめながら首輪を着け終えた。
フロントで部屋を選ぶ、事前に調べていたこのホテルにはSMルームがある。
「ここでいいかい?みやこ。」
「…はい。」
うつむき、恥ずかしそうに答えた。
その姿に俺はかなりの興奮を感じていた。
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