(理江さん…一体どうしたのかしら…?)
金曜日、夫から飲み会で遅くなるとのメールを読んだ後、友美は思った。
今日、シャルールに理江は来なかった。
取引先に出掛けるために一日店を空けることは珍しくはなかったが、
友美に一言の断りも無いのは初めてのことだ。
何度かメールを入れてみたが返信は無かった。
まあ理江は友美よりずっとしっかりしているし、むしろ事故や事件に
巻き込まれたのなら逆に何らかの連絡があるはずだ。
夕方に夜のシフトに入るアルバイトの女子大生に店を任せて友美は
帰宅したと言う訳だ。
それよりも友美は切実な問題を抱えている。
しばらく音沙汰のなかった谷本の卑猥な調教が再開している。
数日前にシャルールに姿を現した谷本たちを合気道の経験がある理江に
追い返されてから店に来ることは無かったがメールでの調教は執拗に
行われるようになっていた。
今日も店番をしている最中に『マンコ画像送れ』『長乳首送れ』と
何度も命令された。
15分以内返信のルールはまだ有効だ。
接客の最中でも途切れることは無く、友美は客の目を盗んでスカートの
中にスマホを差し入れて谷本に画像を送り続けた。
「うぅ…どうして…」
夫がいないリビングで帰りが遅い夫に苛立ちを覚える。
(あなたがいけないのよ…)
うちの夫は短小で早漏だ…
しかも友美が谷本に調教されて夫婦の営みにも変化が芽生えている。
乳首が異様に感じるのに気が付いたのがきっかけだった。
友美がそうされて感じるようにアナルにも反応する。
冗談めかして手を縛るようにもなった。
それらの行為を男言葉で貶すと夫は女の子のような嬌声を上げた。
夫はMなのかも知れない。
もちろん友美の夫への尊敬と愛情は変わらない。
紳士で優しく仕事も出来る。友美には勿体ない夫だ。
しかし夫に失望している自分がいる。
「あぁ…ご主人様…」
友美の頭に谷本のオチンポ様が浮かんでしまう。
友美の弱みを握り、脅迫し、友美を肉便器まで堕とし、友美の生活を
壊滅しようとしている憎むべき男の肉棒が頭の中に一杯だ。
(あなたが悪いのよ…)
友美はもう一度夫への恨みを呟くとその手はスカートの中に潜り、
すでに愛液が溢れる股間に伸びている。
「太くて固いオチンポ様が欲しい…」
谷本がハワイ旅行でいない間、確かに平穏な毎日だった。
シャルールの店員として敬慕する理江と心安いお客様に囲まれ、
元の慎み深く淑やかな主婦に戻っていた。
(あぁ…でもそれは…)セックスから離れていたと言うことだ。
工事現場や町内会、谷本の安アパートで数えることも出来ないくらい
多くの肉棒を咥え込んだ肉体は、谷本と阿部ちゃんがシャルールに
来た日の帰り道に待ち伏せされて犯された程度では到底満足出来ない。
ドMな夫の粗チンでは数にも入らない。
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