SM・調教 官能小説

「また森さんのお店で働くことにしたんだね？」
夫が言った。
「いつの間にか手伝いに行かなくなったから、森さんと喧嘩でも
したのかと心配してたんだよ」
理江の店で働くことを夫は喜んでくれた。
夫の言葉には、大切な友人を失った訳ではなかったことを
安堵する気持ちに加えて、専業主婦の友美が日中家に閉じ籠もって
いると息が詰まってしまうだろうからという気遣いも垣間見えた。

理江の店は表通りの喧騒が嘘のように静かで落ち着いた裏通り
の並木道にあった。
舗道は石畳が敷き詰められ、豊かに草花が植わり、木製のベンチや
欧風の街灯が整備され、憩いの散歩道といった趣きである。
辺りは洒落たオープンカフェやブティックが並び、理江が経営する
『シャルール』もそこにあった。
フランス語で『ぬくもり』と言う意味らしい。
田舎風の店構えも通りに溶け込み、『ぬくもり』に溢れたこの店が
友美は大好きである。
あぁ…でも…今の友美は谷本の肉奴隷だ。
理江が心を込めて営むこのお店に相応しくないのは友美が一番良く
分かっていた。
お客さんも女性が多い。
ブランドにこだわらず良質でセンスの良いものを提供したいという
理江の姿勢に高額な品物は殆ど扱っていないため、女子高生や学生も
気軽に立ち寄れるお店だ。
友美のような汚れ切った女がお店に立つなんてお客さんにも理江にも
申し訳なかった。
しかし、理江は友美の復帰を手放しで喜んでくれた。
「また友美ちゃんが来てくれるなんて心強いわ」
店番として地元の大学に通う女子大生をアルバイトとして雇って
いるが、急な休みが入ったりレジの打ち間違えがあったりと
心許ないようだ。
平日の昼間だけでも来てもらえると本当に助かる。
「愛する旦那様の夕食の準備には間に合うように解放してあげる
からね」と理江が茶目っけたっぷりに笑った。

「あなた…ありがとう」
友美は優しく包み込んでくれる夫の思い遣りに感謝し、夫の胸に
顔を埋めた。
「うん…友美の大切な先輩が困っているのだから、力を貸して
あげるのは当たり前のことじゃないか」
そう言って夫は友美の唇に唇を重ねる。
「う、うぅん…」
今まで寝室以外では行わなかったことも最近では積極的だ。
夫がリモコンでテレビのスイッチを切る。
深い口づけを交わしながら友美は夫のパジャマに手を差し入れて
胸に触れる。
「と…友美…」
指先が夫の乳首が固くなっていることを確かめる。
目を開くとほとんど間近にある夫の目がバツが悪そうに
キョロキョロと上下している。
「いいのよ、あなた…あなたが感じてくれると友美も嬉しい…」
友美の言葉にほっとしたように夫の目は穏やかな色に変わる。

元々セックスに淡白だった夫の変化に友美はある意味胸が痛む。
有り余る性欲を隠し続けて来た友美が谷本の調教で知らず知らず
の内に夫に影響を与えていたのだと思う。
回数も増えた気がする。
決まって夜入浴を済ませてから行っていた夫婦の営みも早い時間
から行うこともしばしばだ。
友美自身も一層感じやすくなった身体を持て余し、夫の前での
慎ましさを失いつつある。
夫の乳首に性感帯があるのを発見したのは最近だ。
自分自身乳首が肥大するほど感じるのだから分からないでもないが、
男性の乳首もこんなに感じるなんて意外だった。
(女の子みたい…)
友美は夫婦の営みの前戯に胸に舌を這わせるのが常になった。
そしてその時は必ず夫のモノは夫とは思えないほど猛り狂う。

友美の頭の中に谷本がいる。
(たまには旦那にもいい思いさせてやれよ)
(かしこまりました…)
夫のシャツを捲り上げ、舌で乳首を舐めていた友美も上半身を脱ぐ。
身を乗り出して夫の胸に自分の胸を被せる。
すでにビンビンに尖った友美の乳首が夫の乳首に触れる。
「うっうぅ…」夫が友美のなすがまま呻き声を上げる。
友美の長乳首がまるでご主人様のオチンポ様のように女の子の
ような夫の乳首を嬲ります。
コリ固まった２人の乳首が擦れ合います。
太腿に夫のチンポが当たりました。
勃起しています。
(握ってやれよ、手コキしてやれよ)
ご主人様が言います。
(はい…夫のチンポを手コキします…)
ズボンに手を入れ、夫の硬直したものを握りました。
「うぅぅ…友美…気持ちいいよ…」と夫が声を洩らす。
夫のこんなに情けない姿は見たことがありません。
いつも本性を押し殺して来た私に夫のすがるような目が
私を大胆にしました。
夫の両手を夫の頭に当てさせました。
素直に夫はそうします。
友美はチンポを握りながら、再び夫の乳首に舌を這わせる。
今度は唇で吸い、歯を立てます。
谷本が言います。
「おい…こんなに乳首を固くして感じてるのか？
女みたいだぞ…いやらしい男だな」
谷本の言葉がそのまま私の口から洩れました。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
私が男言葉でそう言ったことに夫は異常に興奮したそうです。
私の手の中で夫のチンポがムクムクと跳ねました。
友美も性欲を抑え切れませんでした。
夫のチンポをオマンコに押し当て、そのまま入れました。



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