4年前に熊野が夫にしたのと同じように、
友美は熊野の前で土下座をしている。
「あんたの旦那はもっともらしい顔で偉そうな説教垂れてたっけな。
俺のことを虫けらでも見るような目で見下しやがってよ」
熊野は思い出すのも忌々しいとばかりに立ち上がり、靴のまま
友美の頭に足を乗せ、床に押し付けるように踏みにじる。
「く、うぅ…許して…あぁ、夫のことは妻の私が謝ります…
うぅ…ど、どうかお許しください…」
顔面を床に擦り付けられ、友美は屈辱に咽いでいる。
友美にも夫にも憎むべき卑劣な男に全裸で土下座し、いわれの無い
謝罪をしなければならない屈辱に友美は肩を震わせる。
「ウヒヒ、大逆転だなぁ…奥さんのこの姿を旦那に見せてやりてぇよ」
熊野が得意げに言った。
(く、悔しい…)
しかし友美はどうあっても熊野の歓心を買わなければならない。
この現場を使えなければ谷本は本当に労務者たちを連れて友美の家に
押し掛けて来るだろう。
そうなれば友美の人生そのものが破滅する。
「ヒヒヒ、美人に素っ裸で謝ってもらうってのは何とも気持ちがいいねぇ。
しかもそれがあの生意気な若造の嫁だってぇんだから堪えられねぇよ」
熊野は友美の前に屈むと友美の顔がよく見えるように顎を持ち上げる。
「おやおや、ずいぶん悔しそうだな…フフ、だが俺はもっと悔しい思いを
したんだぜ…何せせっかく手に入れたパンティを取り上げられ、あんたの
旦那の足まで舐めさせられたんだからよ」
嘘よ…罪から逃れようと全部自分がしたことなのに…!
友美は悔しさを噛み殺して熊野から目を背ける。
熊野は友美の前にパイプ椅子を置いて座ると靴と靴下を脱いで
友美の鼻先に突きつけた。
「俺は旦那の足を舐めさせられたんだ…奥さんも俺に謝るってぇのなら
同じことしてくれるんだよな」
熊野の足はどす黒く汚れ、酸っぱいような異臭が漂っている。
友美は思わず顔を歪めてしまう。
「おっと嫌ならいいんだぜ…俺も奥さんに嫌われてまで頼みを聞いてやる
義理はねぇからな…
よぉ、谷さん…話は終わったよ。この奥さん、全然反省してねぇようだ。
俺も忙しい身だから現場に戻らせてもらうぜ」
突き放したように熊野は椅子から立ち上がろうとする。
「クク、しょうがねぇな…今日はお前の家に行くするか」
熊野と谷本の突き放すような態度にもはや迷っている猶予は無かった。
「ま、待って…うぅ…舐めます…熊野さんの足を舐めます…」
絞り出すような声で友美が言う。
「嫌々舐めるって言われても嬉しくねぇなぁ…」
「な、舐めたいんです…友美は熊野さんの足を舐めたいんです…
どうか熊野さんの足を舐めさせてください…」
「ヒヒ…奥さんがそこまで言うなら、特別に俺の足を舐めさせてやろう」
「あ、ありがとうございます…」
床に正座をした友美は両手で熊野の足を捧げ持ち舐めしゃぶる。
今まで通気性の悪い作業靴を履いていた足はねっとりと湿り、まばらに
皮が剥けている。
「水虫が奥さんにうつっちまうかも知れねぇな」
うっ…うぅ…惨めさに嗚咽が漏れる。
それでも友美は親指から指の一本一本を口に含んで丁寧にしゃぶる。
あぁ…不潔なのだろう、指の間には垢が溜まり、友美の舌にこびり付く。
(あぁ…あなた…ごめんなさい…)
あなたに愛しまれ、大切にされて来た妻の私が卑劣なパンティ泥棒の
不潔な足まで舐める女になっちゃったの…
鼻を突くような異臭も相まみえ、友美を激しい恥辱感に苛んで行く。
「クヒヒ…奥さんが反省し、謝罪の気持ちは充分に受け取ったよ。
それで、何か頼みがあるって言ったっけな」
友美は再び床に跪き、両手を床について熊野を見上げる。
「熊野さん…いえ、熊野様…どうか友美に人足の皆さんのお相手を
させてください…」
「ほぉ、お相手ねぇ?トランプか麻雀でもしようって言うのか?」
すでに谷本が説明済みなのに熊野は白々しく友美に尋ねる。
「おら友美ぃ…そんなお上品な言い方じゃ分かんねぇんだよ」
谷本が友美を叱責する。
「あぁ…はい…うぅ、人足さんたちとセックスさせてください…」
覚悟は出来ていても実際に口に出して哀願すると胸が抉られる。
「うひゃひゃ…奥さん、旦那じゃ満足出来ねぇのかよ。
ド淫乱じゃねぇか…」
熊野が友美の申し出に呆れる。
「だが奥さんもさっき見た通り40人からの人足がいるんだぜ…
奥さんのようなお上品でか細い女にはとても全員の相手は無理
だろうよ。あぶれた人足が喧嘩でも始めたら、さすがの俺も
抑え切れねぇからな…断らせてもらうぜ」
熊野の言葉を谷本がニヤニヤ笑いながら聞いている。
「あぁ…大丈夫です…40人でも50人でも…友美はオマンコする
自信があります…それにお口だってお尻の穴だって使えますから…
うぅぅ…友美は公衆便所なんです…何人でも平気です!」
友美は必死だった。熊野からこの現場の使用許可をもらわなければ
人足たちが友美の家に押し寄せる。
「おう友美…いくら口で説明しても無理だろう。ここは一つ試供品と
してお前の肉便器ぶりを熊野さんに試してもらったらどうだ?」
友美はたった一枚着ていたワンピースを脱いだ。
熊野の容赦ない視線が友美の全裸を舐め回す。
「実はあれからしばらくは奥さんの裸を想像しては毎晩センズリ
こいてたもんだ。それくらい清楚な若奥様ぶりだったからな」
4年来の夢が叶ったって訳だなと谷本が笑う。
うぅ…当時も今も夫の深い愛情は変わらない。
私も夫を愛している。
裸身を晒しながら友美は夫への罪悪感に押し潰されそうだ。
「ほれ、アピールタイムだ…熊野さんを納得させる最後のチャンス
だと思え」
谷本に促され、友美はオズオズと熊野の前に進んだ。
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