友美たちを乗せた車が県境に近いビル建設現場に着いた時には
すでに30人以上の労務者が集まっていた。
「うぅ…怖い…」
肉体労働の男たちはいずれも体格がよく、ニッカポッカと言うのだろうか
ダボダボのズボンの作業着が威圧感を与える。
若い男は髪を染め、顔にピアスを入れていたり、年配の男は角刈りや
スキンヘッドの者もいて、見るからに粗野で凶暴さを湛えている。
「ヒヒィ…女だぁ、女だよ…」
「ヤラセろよ…チンポぶち込んでやるぜぇ…」
車から降りた友美は下着を許されずワンピース一枚しか着ていない。
彼らはギラギラと劣情に満ちた目で無遠慮に卑猥な言葉を浴びせて
友美を怯えさせる。
もし谷本がいなければそのまま襲い掛かって来たに違いない。
「よぉ、谷さんじゃねぇか…いい金ヅルを掴んで日雇い仕事は引退したって
聞いたがどういう風の吹き回しだい」
一人の男が谷本に親しげに近寄って来た。
友美に興味津々の様子で谷本と話しながらもその目は友美に向けられている。
「へへ…今日は熊野さんに頼みがあってね…
こら友美、こちらは俺がいつも世話になってる現場監督の熊野さんだ」
谷本は腕を掴んで友美を熊野という男の前に引っ張り出した。
「俺の女ですよ…ククク、現役の人妻ですぜ。
おとなしい顔してしょうもないチンポ狂いで、泣いて奴隷にしてくれと
頼むから、仕方なく飼ってやってるんですよ…そうだよな?友美」
谷本が俯いていた友美の顎を掴み、熊野に友美の顔を見せる。
「うっ…うぅ…そうです…私がお願いして谷本様の…ご主人様の奴隷に
していただいたんです…」
熊野も周りの労務者たちもますます淫靡な色を帯びて行く。
「淫乱な上にマゾの露出狂なんだよなぁ…今もノーパンノーブラだ」
谷本はいきなり友美が着ているワンピースのスカートを捲り上げた。
「あっ、嫌っ…」
友美は抗うことも出来ず、スカートの中身が晒される。
「おぉ…ノーパンかよ…お毛毛も生えてないじゃねぇか!」
熊野が感嘆の声を上げる。
「友美ぃ…ちゃんと熊野さんに挨拶しろよ…クク、俺様が世話になってる
人への挨拶の仕方は分るよな?」
熊野だけではない、そこには40人近い餓狼のような男たちがいる。
しかし友美がすべきことはたった一つ…熊野に喜んでもらい、谷本を
納得させるような挨拶でなければならない。
そんな友美は先ほどから考えていることがあった。
熊野という男に何となく見覚えがある気がした。
以前、谷本のアパートを訪ねた時、人数も覚えていないほど大勢の労務者に
輪姦された中の一人だろうか?
しかし熊野の口振りでは谷本と会うのは久し振りとのことだからそれは無い。
もちろん町内の住民であるはずもない。
平凡な主婦だった友美には他に野卑た粗暴な労務者と知り合いになることなど
あり得なかった…
「おら、グズグズしてんじゃねぇよ…挨拶だよ」
今はそれを考えている場合では無い。
谷本に急かされ、友美は熊野に顔を向ける。
「は、初めまして…熊野様…友美と申します…28歳の人妻でございます…」
蚊の鳴くような声を谷本は叱責する。
「馬鹿か、そんな小さな声じゃ後ろの方には聞こえねぇだろうが…
おっと丁度いいや、これ使えや…」
谷本は現場で使うハンドメガホンを友美に持たせた。
「それに友美と言っただけじゃどこの誰かも分からねぇだろうよ。
フルネームに住所も言うんだよ」
「熊野様…それにここで働いていらっしゃる皆さん…」
ハンドメガホンで拡声された友美の声が想像以上に大きく響き渡る。
まるで選挙の時に駅前で演説している候補者のようだ。
「い、池野友美と申します…うぅ…〇〇市〇〇台×丁目に住んでます
28歳の人妻でございます…」
〇〇台って言ゃあ高級住宅地じゃねぇか…セレブの奥様なのか!
後ろの方からそんな声が上がる。
(うぅ…こんな大きな声で…皆に知れ渡ってしまう…)
「と、友美は…淫乱でマゾで露出狂です…夫がいるのに夫のチンポでは
満足出来なくて…あぁ…こちらにいる谷本様の…ご主人様のオマンコ奴隷
にしていただいてるんです…」
「旦那のことも説明しなきゃな…」笑いながら谷本が囁く。
「夫は…優しくて思いやりのある人です…私は夫を愛してます…
あぁ…でもチンポが小さくて早漏なんです…友美のエロマンコは
とても夫のお粗末なチンポでは満足出来ないんです…」
最早ハンドマイクの使用にも友美は馴らされて行く。
自分の言葉が反響して自分の耳に飛び込んで来るのにゾクゾクしてしまう。
「オチンポ様大好きです…ご主人様のお陰で夫以外のオチンポ様のザーメン
便器にしていただきました…」
選挙演説のようだと友美が思ったのと同じく谷本も同じことを考えたらしい。
「こう言ってみな」と友美の耳元で囁いた。
友美はひときわ声を上げた。
「池野友美、皆様の池野友美でございます!どうか皆様の清き一本を友美の
エロマンコにぶち込んでください!」
男たちから拍手喝采が沸き起こった。
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