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(物語の合間でも構いません。)
2 屋上での口腔奉仕
その日の昼下がり、オフィスの屋上。
古びて錆びついている給水塔の裏で、怪しく蠢く2つの影。
仁王立ちのスーツ姿の男性と、その足元に跪く、スーツ姿の女性。膝上15センチが更に捲れ上がってマチの部分まで見えているパンティストッキング、今日は薄い黒色をチョイスして美脚を飾っている。
リュッ・・・リュッ・・・くちゅっ・・・ちゅっ、ちゅる・・・チュパッ・・・リュッ・・・リュッ・・・
「おおぅ、理菜。気持ち良いぞ。フェラ、日に日に上手くなってるじゃないか。」
「ああぁ・・・ご、ご主人・・・さま・・・あひはほう・・・ごらいまふ・・・」
「どうだ、夕方の準備は終わってるのか?」
「は、はい・・・」
プレゼン前の景気づけと称して社内メールで呼び出され、口腔奉仕させられることになったのだ。
社内の階段側からは陰になっていて見えない筈だが、ちょうど向かい合っているのビルが30メートルほどの距離にあり、真正面に位置する部屋では幾人もの男性が背中を向けて会議をしている姿が見える。彼らが振り返れば、全てが知られてしまうだろう。
(ああ・・・早く・・・早く・・・・終わらせなくちゃ・・・・)
屋外のこんな危険な場所で情事を強要され、最初から焦りを感じていた理菜は、一刻も早くこの場を離れたいと思っていた。幸いにも満足気なご主人様を一気に射精へ導こうと、右手で握りしめている男根をキュッ、キュッと高速でシゴき始める。
その時だ。
先ほど二人で登ってきた階段の方角から、男3、4人の声が聞こえてくる。
「・・・・ッッ?!」
社内の誰かが登ってきたのだ。ついに恐れていたことが現実になってしまった。慌てて肉棒を口から離し、唇の周りにまとわりつく自らの唾液をサッとハンカチで拭き取る。
だが、ご主人様は許してくれなかった。
「続けるんだ。どうせ、ここまでは来ないさ。」
「そ、そんな・・・・もし気づかれたら・・・・」
そう命令されては、再び口に含むしかない。だが、いつ気づかれるのかと気が気ではなかった。
やがて、声の主が誰なのかわかった。密かにサボるため、いつも喫煙をしに屋上へ行く連中だ。中年もいれば、まだ入社2年目の若者、それに理菜が所属する部署の次長もいるはずだ。
どんどん近づいてくる声は、灰皿が置いてある喫煙スペースでたむろを始める。
「なあなあ。最近の中山、なんかエロい雰囲気だよな?」
「本当っすねーっ! ぜんぜん色気ないなと思ってたんスけど。今日なんて、あのミニスカート! 太もも丸出しですよ。急に、どうしたんでしょう?」
若い二人だ。あろうことか、自分の噂話をしている。その真横に本人がいることを気づかれてはならないと、音をたてずに息を呑む。
「彼氏でもデキたんじゃないかなぁ。次長、何か聞いてないですか?」
「聞いてないなぁ。っていうか、ウチの中山が、あんなイイ女だったなんて。おっぱいだって意外にデカいし、今まで全然気づかなかった。今度、一発ヤラしてもらいたいなぁ。」
次長の声だった。仕事中は良き上司でもあり、ジェントルマン。だから、そんな卑猥な言葉に耳を疑う。
「おいおい。俺もヤリたいです。せっかくだから、その時はちょっと混ぜて下さいよぉ。」
「3Pですか?! 良いですねぇ。じゃあ、おっ、お疲れ。」
「お疲れさまですぅ~っ!」
女性事務員の中でただ一人の喫煙者、亜梨沙が遅れて到着したようだ。
「なに話してたんですかぁ~?」
見た目通りのギャル口調で会話に入りこんでいくのがわかる。その馴れ馴れしさが、理菜には受け入れられず、同じ部署なのに挨拶と仕事の話しかしない浅い仲だ。
「中山だよ。最近エロいなって。」
「あぁ~、あの人ねぇ。なんか、急に雰囲気変わりましたよねぇ~! たぶん、男がデキたんですよ。」
「やっぱり、そうなのか?」
「いえ、知りませんけどぉ~・・・でも、あんなに急に変わるのは、間違いないと思いますぅ。」
そのまま、相変わらずの軽いノリで続ける女子事務員、
「それに、あーゆータイプって・・・・一度セックスにハマったら、どんどん溺れるタイプですよぉ、絶対に。」
「やっぱりそうなのかぁ。」
「あぁー、ホント、ヤリたくなってきた!」
「俺もだな。今度、残業の時に一杯飲みに誘って、そのまま酔わせちゃおうかな。な、オマエも一緒に混ざるか?」
「やだぁ! 次長、それセクハラーッ!」
「あははは。」
そのまま、能天気な会話が続いている。
次長の牡としての裏の顔はもちろん、自分と正反対のタイプの亜里沙と仲良く会話していることにも嫉妬を覚える。
「くっくっく。みんなお前のこと、エロい目線で見てるな。夕方からのプレゼン、楽しみになってきただろう? さぁ、奥まで咥えろ。」
「んっ・・・んぐっ・・・・んっ・・・んっ・・・・んんぅ・・・・んぅぅぅ・・・・」
・・・ぬちゅ・・・ずちゅっ・・・ちゅっ、ちゅっ・・・・・ぐちゅっ・・・・ぶちゅっ・・・
答える代わりに、理菜は口腔奉仕ピストンを再開させた。
頬をペコペコと凹ませ、真空にされた口内で粘膜を胴体に絡みつかせる。同時に、キュッと締めた唇で燃え滾る海綿体を圧迫する。かと思えば亀頭だけを浅く咥え、飼い主の瞳を見上げながら舌先を先端の割れ目に差し込み、弾くようにチロチロと舐めてやるのだ。
「おおぅ、理菜っ! それ、タマらないぞぉ。」
ご主人様が快感に酔いしれて咆哮を漏らしてしまうと、気づかれてしまうのではないかと生きた心地がしない。
だが、それすらも発情したマゾペット牝犬の興奮を煽るスパイスとなり、トランクスから取り出した玉袋をやわやわと揉みしだいては、やがて一つずつ、パクッと咥える。そうしながらも、絶妙の力加減で肉胴を握り、シコシコと扱くのはもちろん忘れない。
更には、スラックスとトランクスの隙間から逆の手を潜り込ませ、自らの唾液を載せた指先でアヌスをマッサージさえする。ヌメりが乾いたら何度も湿らせ、丹念に愛撫する。
(早く・・・早く・・・イッてもらわないと・・・・)
そう念じながら繰り出す性戯の全ては、調教しながら教え込まれたものだった。
以前に付き合っていた男の影は、セックスのテクニックにおいても完全に上書きされ、消え去っていた。
「おお、おおぉ、タマらねぇ。理菜。上司や同僚、ギャル事務員に見られながら、このままイカせられるか?!」
そんな理菜の心情を見透かされ、煽るように命令されると、一瞬だけ恨めしそうな表情で睨むように見つめた。その視線を向けたまま、再び肉棒をパクッと咥えこむと猛然と口腔ピストンを繰り出し始める。
「おおぉ、す、すげぇっ!」
先日の露出散歩と、その後の野外セックス、部屋に戻ってからの契りを結ぶアナルセックスで、牝犬としての性本能を完全に開花させていた理菜は、こんな状況でも発情してしまっているのだ。股間は大洪水を起こしていることは、見なくても、触らなくてもわかる。
一方で、ご主人様の興奮もいつもより倍加しているように見えた。最近は30分以上も口腔奉仕を強要されることもある中で、今日はまだ10分足らず。社屋の屋上で、しかも同僚が真横にいる状況で淫戯させている背徳感が、そうさせるのだろう。
それから、たったの2、3往復。だが、亀頭を唇から喉の奥まで突き立てる、深く長い口腔ピストンを繰り出すと、いともあっさり絶頂を迎える。
「おおぉぉッ、りっ、理菜ぁああぁぁあぁッッ!」
同僚や先輩社員の笑い声が遠くに聞こえる中、今この瞬間は牝犬奴隷の全てを満たしている口腔内の肉の凶器が、ググッと膨張を始める。
ビクぅぅンッッッ! ドクッッッ! ドクンッッ! ドクッ、ドクッ、ドク・・・ドク・・・ドク・・・・
「んんんんんッッ・・・・んふぅぅぅ・・・・・」
幾度も脈動する男根の先端から、濃厚な精液が勢いよく間欠泉のように発射される。理菜は噎せ返らないよう、上の前歯の裏辺りに亀頭を押しつけ、擦りつけながらそれを受け止める。
ごくんっ・・・・ゴク・・・・ゴクッ・・・・・
やがて射精が止まると、命令されてもいないのに口内を満たす毒液を、喉を鳴らして塩化してゆく。そして、そのまま肉胴内に残った残渣を絞り出し、ペロペロと舌を這わせて舐め掃除へと移る。
全て、調教で躾けられた作法だった。
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