机の上にはパソコンが立ち上げられて、その光だけが暗い部屋を照らしていた。
慶介は電話を片手にディスプレイに映し出された映像を見ながら、美咲に指示を与えていた。
ディスプレイには、美咲と美香の今の姿がはっきりと映し出されており、
その事を知っている美咲はまるで慶介に向けて、行為をしているようにカメラを移動をしていた。
美香が性的な興味を二人に対して持っていることに気付いたのは、前回美咲を抱いた時に、
その様子を覗きつつも、自慰行為を行っていたのが、パソコン内に自動で保存された映像に映っていたことからだった。
始めは美咲を監視するためのものだったが、その副産物に慶介は喜びを隠しきれなかった。
美咲はすでに慶介に監視されることも、喜びに変わってしまう女になっていた。
美香が気付いたインテリアには、カメラが仕込んであり、美咲の部屋の浴室やトイレも含めてすべての部屋に
カメラが設置されていた。
美咲はその事を絶対に誰にも言わなかった。
美咲の友達や母親の着替えなど、自然とコレクションは増えていき、たまに整理しているが、
それでも勝手に集まっていった。
そして、今は姉妹が共演するように、同じ部屋でオナニーをしている。
姉の美咲は全裸にバイブやローターを宛がい、さっきから何度も逝くのを焦らされて、理性を失いつつある様子が映っていた。
妹の美香がなかなか服を脱がないせいで、その分、美咲の理性が失われてしまった。
『これはなかなかの作品だ…』
心の中で思わずつぶやきながら、電話の向こうの美咲の声をどこか冷静に聞いていた。
「逝っていいよ。」と慶介が呟くように言うと、
電話の向こうから「あ…ありがとうございます…んあっ…あっ…イク…いっちゃう。」
と聞こえ、肩で息をし始めた。
「まだ続けて。」
と慶介が言うと、「はい…」と美咲が答え、クリにローターを宛がい、一度は抜いたバイブを再び自らの股間に沈めていった。
隣の部屋の美香もとうとう服を全て脱いで、ソファに横になり、無防備に左足をソファの背もたれの上に乗せ、
たまに腰をくねらせ弄っていた。
美香の様子を凝視しながら、慶介は美咲を何度もいかせ、美香の動きが止まったところで、
美咲の動きも止めた。
ハードディスクが動く音だけが部屋に響いていた。
「ただいま~!」
元気よく部活から帰ってきた慶介は、泥だらけの靴下のまま、浴室へと向かおうとすると、
「ほら!靴下も玄関で脱いでから!」
と叔母の亮子の怒鳴り声が見られてもいないのに、リビングから聞こえた。
おずおずと玄関で靴下も脱いで、裸足になった慶介は、改めて浴室へと向かった。
脱いだユニフォームから土の塊が落ちてきて、それを手で出来るだけかき集めて、手に取ると、
洗面台に流した。
ユニフォームと下着は洗濯機の中に突っ込んだ。
中学2年で野球部の慶介は、夏休みの毎日の練習で肘から下だけが真っ黒に日焼けした腕で体を洗った。
幼いころから人懐っこい慶介は、大人からも同級生たちからも可愛がられ、慕われていた。
だが、慶介は不幸なことに、自分以外の家族を交通事故で亡くして以来、
母方の祖父母の家で育てられていた。
叔母の亮子は、いわゆる出戻りで、一度は結婚したものの、元旦那の浮気が原因で離婚。
相手が資産家だったからか、今では働きにも出ず、年老いた祖父母の面倒を見ながら、
家事をしていた。
37歳の亮子に縁談はなかったわけではないが、「結婚はもう嫌!」と全て話が来た段階で断っていた。
祖父母が寝た後で、亮子と慶介はダイニングやリビングで毎晩のように色々と話す習慣があった。
始めは亮子が慶介を気遣って始めたことだったが、それがいつしか習慣となっていた。
幼いころから、自然と相手の懐に入り込むことが出来る慶介に亮子もその会話を楽しみの一つになっていた。
思春期の慶介の自慰行為の残骸を処理しながら、可愛さを感じ、大人になったことを、心なしか喜んでいた。
慶介のおかずは、誰にも言えないが、襖一枚隔てただけの隣室の亮子だった。
亮子を観察しているだけで、興奮さえ覚える年頃だった。
母親代わりのはずの亮子を女として意識したのは、前年の冬休みの事だった。
年末で慌ただしかった中で、亮子が地元の友人たちと忘年会で泥酔して帰ってきた。
帰ってきたのは、深夜で慶介も寝ていたが、あまりにも大きな物音を亮子が立てるので、起きてしまった。
文句を言おうと、襖を少し開けると、亮子がブラを服の中から取り出し、パンストとショーツを一緒に脱いで、
慶介がいる襖の方に放り投げて、
そのまま明りも点けたまま、掛け布団の上に寝転んで、大鼾をかいて寝てしまった。
慶介は襖を静かに開けると、亮子の部屋の方に身を少し乗り出して、亮子の下着類を手に取って、
自分の部屋に引き込んだ。
パンストに絡まっていたショーツを手に取り、陰毛が1本だけ付いていた。
クロッチの汚れを見つけると、匂いを嗅いでしまった。
そして、舐めてみた。
それだけで興奮し、股間に膨らみが生じた。
自然と亮子の部屋に足を踏み入れていた。
少し肌蹴たスカートから足がだらしなく伸びていた亮子のスカートをゆっくりとたくし上げていった。
呼吸が苦しくなるほどの緊張はあったが、徐々に亮子の陰毛が露わになっていくと、
静かに深呼吸をしてみた。
亮子の足首を掴んで、静かに徐々に足を大きく開いていった。
カエルのように開いた亮子の足の間に入ると、身を縮ませて、亮子の股間を観察してみた。
生まれて初めて見た女性器だった。
ぐろいとは思わなかった。
思わず舌を出してみて、舌先が陰毛に微かに触れただけで、動悸が起きていた。
見慣れているはずの亮子の体なのに、こういう感じで見るのは、初めての事で緊張している慶介をよそに、
亮子は大きな鼾をかいて寝たままだった。
無意識に指を伸ばして、亮子の陰唇を静かに広げた。
「これがクリトリスか…」
声に出すつもりはなかったが、声を発してしまった。
そこに舌先をツンっと当ててみた。
少し亮子の体が動いて、すぐに亮子から離れた。
ドキッとしたが、まだいびきをかいて、それ以上は動かずにいた亮子を見て、静かに深呼吸を再びした。
スカートを少しだけ下ろしてから、亮子の上半身の方へと移動した。
少し亮子の体をゆすって、「風邪ひいちゃうよ」と気遣う振りをして、亮子の様子を見た。
うわ言のように、亮子は「ありがと・・・・」と言ってから、またいびきをかいた。
酒臭い息が放たれていたが、へそが露わになっていたことで、慶介は気を取り直し、
亮子の服を少し持ち上げて、中を覗き込んだ。
年齢相応に両脇に豊満な胸は垂れていたが、それでも慶介には十分だった。
時折動く亮子の動きに合わせて、時間をかけて、亮子の胸を露わにした。
寒いせいか、亮子の乳首は立っていた。
その乳首に舌先を当て、唾液を舌を伝わせるように垂らした。
再びスカートをたくし上げて、陰毛を露わにしようとすると、亮子が横向きになった。
慶介の方に尻が突き出されたような格好になり、大胆になった慶介は、亮子の尻の割れ目を広げて、
肛門も観察した。
はしたない姿になった叔母の横で慶介はズボンとパンツを膝の下まで下ろして、自慰を始めた。
慶介から放たれたものは、亮子の太ももとスカートと腹を汚した。
それを静かにティッシュでふき取ると、自分のは亮子のショーツで拭いた。
もったいないと思ったが、下半身を露出したまま、亮子の服を直せる範囲で直して、明りを消して、
自分の部屋に戻った。
翌日、亮子は風邪を引いて熱を出して、寝込んでしまった。
慶介は祖母に言われながら、時折亮子の様子を見に行った。
亮子の寝顔を見ていると、亮子が自分の中で観察対象になっていることを自覚した。
その日は別として、毎晩の亮子との会話も亮子の考え方などを知る良い観察の機会となっていた。
亮子のパジャマやTシャツから透ける乳首、ズボンから垣間見えるパンティラインは慶介にとって、
良い材料ともなった。
それだけでなく、亮子がいない隙に亮子の部屋に入って、下着を漁ったりもした。
母親代わりから性の対象と完全になっていることに、亮子は気づかずにいた。
慶介もそんなことは億尾にも出さず、普通に接していた。
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