少しずつ書き進めています。
本当に亀並みですが・・・・・(;'∀')
この章は理菜目線です♪
9-8 待ちわびた結合
おのずと立ち上がった理菜の右膝の裏に腕を入れられ、グイッと持ち上げられる。片足立ちになったことで、よろよろとしながらも背後の壁に背中を預け、どうにか立ったままでいられた。
すると、パックリと左右に開いた大陰唇の狭間から、ドローッと牝の淫蜜が垂れ落ちる。優しい愛撫で、否、何も身に着けずに散歩している時から濡らしていた。
感じていたのだ。あんな散歩を強要されて。
だが、全て知っていた。わかっていた。
すぐに牡の先端が押し当てられる。
「ああぁ・・・・・」
それだけで絶頂を迎えるのでは、と錯覚する。それほど待ちわびていた。
「いくぞ、理菜ッ! おおぉゥッ!」
「んはあぁあぁあぁんっ! イッッ、イイぃぃッッ・・・」
一気に貫かれ、亀頭が子宮口を突き上げたのだ。理菜の脳髄は瞬く間に蕩けて、理性も吹き飛んでゆく。胸元で響くチリン、チリンという鈴の音が、やけに遠くに聞こえる。
「ご主人さまぁぁあぁぁ・・・・・・」
どこかへ飛んで行ってしまわないよう、無意識のうちに主の首に両手を絡めると、更に結合が深くなった気がした。
「おおゥッ、り、理菜ッッ! 凄い締めつけと濡れ具合じゃないか! 牝犬散歩で感じてたんだろう?」
理菜は弱々しく首を横に振る。だが、毎回の調教でも全ては見透かされているし、自分でもわかっていた。
間髪入れず、肉棒を引き抜かれ、また最深部まで突き上げられる。
「ああぁあぁぁあんッッッ!」
羞恥心から嘘をついた仕置きが与えられたのだ。
「正直に言うんだ。嫌だ、嫌だと言いながら、感じてたんだろ? 裸を見せて、オナニーまで見せつけて、このインランな牝犬のカラダは、悦んでいたんだろう?! おらぁっ!」
「あひいいぃぃッッッ! そ、そうです・・・・ああぁっ・・・か、感じて・・・いたんですッ! 理菜は・・・理菜は・・・あんなことされて・・・あぁ、で、でも・・・凄く感じちゃったんですぅぅぅッッッ!」
塞き止めるものはあっという間に崩壊し、口が勝手に本当のことを告白してしまっていたのだ。
「くくく。最初から素直になれば、もっと早く気持ち良くさせてやったのになぁ。おら、行くぞ、おらっ、おらっ、おらっ!」
「あっ、あぁッッ、あっ、あんっ、あんッ、ああぁっ、す、すごっっ・・・あっ、あんっ、あはぁぁんッッ!」
向かい合った立位のまま、真下から膣の粘膜を抉るような高速ピストンで何度も、何度も女陰を犯しぬいてくるご主人さま。
「あっっ、あぅっ、はあぅぅッッ・・・こ、壊れるッ! オマOコ、壊れるッ! ああぁぁッッ・・・・壊れちゃうぅぅぅうぅッッッ」
その嬌声が、もう自分の物かどうかもわからなくなるほど、頭が真っ白に染まってゆく。そんな中、このまま壊されても、滅茶苦茶にされても良い、むしろそれを望んでいる自分がいた。
だが、そんな思いとは裏腹に激しい動きが突然止まると、左胸の丘の頂点を甚振っていた鈴付きクリップが、ゆっくり外されてゆく。
「ああぁ・・・はあぁぁ・・・・・」
理菜は一転して、吐息のような喘ぎを漏らした。ギュッと絞られていた栓が外れ、せき止められていた性の熱い奔流が一気に流れ込んだのだ。乳首がドクドクと鼓動を打つとすぐ、真っ赤に充血して腫れ上がってゆく。
そこへ覆いかぶさる、ご主人様の唇。
「あはぁぁんっ! やぁあンッ・・・・」
乳房全体を柔らかく揉みこまれながら、チュッチュッと吸引されるだけなのに、まるで感電したような衝撃が全身へ走る。
かと思いきや、今度は歯を立てられ、強く噛まれる。
「んひいいぃぃいぃいぃッッッ! いっ、痛ぁあぁいぃぃっっ!」
衝撃のあまり、おとがいをツンと突き上げ、真っ白な喉元に真っ赤な首輪を着けた首筋を強張らせる。
「乳首の痛みは快楽の入口だ。そうなんだろ、理菜?」
「ああぁ・・・そ、そうです・・・はぁ、はぁ・・・ああぁ・・・・もっと・・・もっと、おっぱい・・・・虐めて下さいぃぃぃ・・・・」
もう隠すことはできない。全てが暴かれているのだから。
すると、ご褒美とばかりに今度は右の蕾にぶら下ったままのクリップをキュッと掴まれると、ギューッと捩じり上げられた。
「きひいいいぃぃいいぃいいぃいぃッッッッ! ひッッッ、ひいぃぃッッッッ!」
自分でも聞いたことのないような断末魔の声を絞り出していた。同時にご主人様の愛おしい、ずっと欲しかった肉棒を咥えこんだ女陰がギュ、ギュ、ギュゥゥゥッと収縮し、理菜は全身を痙攣させる。片足立ちの膝がガクガクッと震えながら崩れ落ち、立っていられなくなったところを力強い腕の力で支えられながら、その反動を利用してズンッと欲棒を突き上げられる。
「んひいいいぃいいいぃぃいいぃッッッッ!」
あまりに速すぎる悦楽の波に呑みこまれ、気づく間もなく絶頂を上回るどこかに押し上げられたのだ。
それから全身を硬直させたまま、永遠に感じられるほどの長い時間、ただ余韻が去っていくのを待っているしかなかった。
「あっ・・・・あっ・・・・あぁ・・・はあぁぁあぁあぁ・・・・・・」
ようやく弛緩する時には、意識を失いかけていた。
もう、何も考えられない。今はただ、この目くるめく快楽に酔いしれていたい。それだけだった。
「くっくっく。逝ったんだな?! イク時はちゃんと伝えるよう躾けてたよな? 自分だけ感じまくって、まったく身勝手な牝犬だな。」
「あぁ・・・ああぁ・・・・も、申し訳・・・ございません・・・・・」
「謝っただけで済むと思うなよ。今度はこっちにお仕置きしてやろう。」
そう言い終わると、唐突に尻尾を引っ張ってきた。
「えっ?! あはぁぁんっ・・・・・」
最後の一つだけでぶら下がっていたそれは、チュプッという粘着音をたてて完全に抜き取られた。
家に戻ってからは存在すら忘れていた後ろの孔。それなのに、異物が無くなっただけで妙な寂しさを感じてしまう。
すると、ご主人さまは持ち上げた脚を下ろすと、男女の結合すらも解いてしまったのだ。
「あ・・・・ああぁ・・・・ど、どうして・・・・?」
急に砂漠の真ん中に放り出されたように錯覚した理菜は、その場にへなへなと崩れ落ちてゆくのだった。
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