「・・・すごいでしょ?」
垂れる精液を指で掬いながら玲奈が言った。
「すごく興奮する・・・コレ、すごく好きなの」
そう言いながら、指で掬った精液を口に運んだ。
「けどね・・・」
玲奈が沙苗を見つめる。
「・・・私も責める側をしてみたくなっちゃったんだ」
その顔は、男の射精を待っていた時と同じ、妖しい笑みを浮かべていた。
「・・・どうして?」
沙苗はその一言を口にするだけで・・・それだけで精一杯だった。
しかし玲奈はさっきと同じように的外れな、沙苗の疑問が解決しない言葉を並べた。
「あぁ、言ってなかったわね・・・責める側になるには条件があるのよ」
「それは、最低1人は勧誘すること・・・」
「わかるでしょ?・・・こうゆうのって、責められる側より攻める側が多いの」
「・・・ま、ちゃんと責める事ができる人なんて、すっごい少ないんだけどね」
「でも、だから秘密倶楽部ってすごいの・・・だって、責める側になるための条件まで作ってるんだから・・・」
「最低1人は責められる側を捕まえられた・・・そんな実績のある人たちばかりなの」
玲奈は自慢げに笑った。
そんな玲奈に、疑問の解決しない沙苗が、さっきと同じ言葉を言う。
「・・・どうして?」
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