扉を開けると、木村は私の体を押しのけて廊下を進んだ。
浴室、トイレ、寝室・・・勝手に扉を開けて一通り見ると、私に向かってカメラを向けた。
「・・・どんな気分だ?」
それが第一声だった。
玄関のカギを開けたのだから言い訳できないけれど、木村の態度は私が屈服したと決めつけていた。
無言のまま立つ私に向かって、印刷した画像の束を投げた。
A4の用紙に印刷された画像が、私の体に当たった後バサバサと音を立てて部屋に散乱した。
中年男性の腰に跨り、右側に立つ男のチンポを口に含んでいる私が写っていた。
四つん這いになり後ろから突かれながら、前に立つ男の両手に従ってチンポを舐める私がいた。
両側からチンポに挟まれている顔のアップもあった。
3人の男に囲まれ、精液が溢れているマンコを自分の指で広げた笑顔の写真もあった。
自分に与えられた行為の記憶が一瞬で甦った。
おそらく画像の中には、私がフェラをしながらピースしている姿もあるだろう。
顔に精液を受け止めた笑顔の写真もあるだろう。
そして身分証を・・・偽造されたものとはいえ、名前も住所も生年月日も正しい『診察券』と書かれたカード・・・それを張り付けられ、心から溢れていると見て分かる笑顔を浮かべる自分の顔も・・・
住所も名前もあるんだから、そこに書かれた病院名が実在するかどうかなど検索する人などいないだろう・・・病院が実在しないからといって、私を探さない訳がない・・・
パシャッ・・・パシャッ・・・パシャッ・・・・・・パシャッ・・・
木村は私の周りをまわりながら、その時の服装のままの私を写した。
そして一通り写し終わると「じゃ、そのままスカート捲っていけ・・・」と命令した。
※元投稿はこちら >>