「なぁ、アンタ・・・アンタの代わりに俺が抱いてやるよ・・・」
ようやく笑い終わった木村が、少し低い声で言った。
「勃たないんだろ?・・・だから、俺が代わりにユウコを抱いてやるよ」
俺はツバを飲み込んだ。
「抱いて欲しいか?・・・代わりにユウコを抱いて欲しいだろ?」
「・・・あ・・・ああ・・・抱いてくれ・・・」
頭の中では女と妻が・・・ユウコと優子が重なっていった。
「抱いてくれ・・・俺の代わりに優子を・・・」
ヒャハハハ
楽しそうに笑う木村の肩から、カメラのレンズが俺と女を写していた。
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