「やっと来たね、さぁこっちこっち」
木村はやけに嬉しそうな笑顔で、ビデオカメラを俺に向けながら背後に回り、ベッドに向かって背中を押しながら歩いた。
「さぁ・・・感動のご対面ですよ!・・・ほら、早く早く!アンタも早く淫乱女を見たいでしょう?」
耳に障る高い声だった。
少しズレたように感じる言葉を言い続けていた。
「ほら、途中参加の人が入りますよ!ほらほら、ちょっと譲ってあげてよ、ほら」
そう言いながら、強引に男を掻き分けると、俺を男達の密集する中に押し込んでいく。
それは男達の雑談で聞いた以上の光景が広がっていた。
密集する男達に囲まれた白い肌が、ピストンの振動に揺れ動いていた。
汗と精液と愛液が混じった、生々しい匂いが充満していた。
白い手足に、乳房に、首に、手に、何本もの指が這っていた。
その塊は人間というよりも、何匹もの蛇が絡まり合っている玉のように見えた。
汗と精液にまみれた髪の毛が、白い首に張り付いていた。
そしてそんな状況なのに、女は自分の左側に座る男のチンポに首を伸ばしていた。
塞がれた口から、乳首を抓られるたびに、ピストンを受け止めるたびに、ウヴゥッ・・ウヴゥッ・・ウヴゥッ・・ウヴゥッ・・っと喘ぎ声を漏らしながら。
「ほらほら、頭を撫でてやってよ・・・」
木村はいつの間にか反対側に・・・チンポを舐めさせている男の後ろに立ち、男の肩の上に構えたビデオカメラを俺に向けていた。
何も考えられなくなっていた俺は、木村に言われた通りに女の頭に手を伸ばす。
「そう・・・そうそう・・・いいよ・・・すごいよ・・・」
木村が興奮した声を出す。
俺は女の頭を撫でようとするが、女がチンポに向かって頭を振るので、いつの間にかそれを支えるような動きになった。
「すごい・・・すごい・・・・すごいよ・・・・」
興奮した木村の高い声が耳に障った。
けれどそれ以上に、自分自身も理由のわからない興奮に包まれていた。
チンポを舐めさせていた男は、うぅ・・・うぅ・・・うぅ・・・と唸ると、俺が支える女の頭に手を伸ばし、自分で腰を振り始めた。
黒い全頭マスクにぽっかりと空いた穴・・・女の唇に向かって男が腰を振る。
そのたびに女の口からはグチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、っと音が鳴っていた。
俺は手を離すこともできず、男と一緒に女の頭を支え、抑えつけていた。
男のピストンがしだいに激しくなる。
それを俺は手のひらに伝わる振動で感じていた。
グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、
「・・・出すぞ」
男が小さく呟いた。
「出すぞ・・・出すぞ・・・全部飲めよ・・・全部出してやるからな・・・出すぞ・・・」
独り言のように呟きながら、腰の動きを強めていく。
もうその動きは、膣にするセックスと同じ・・・いや、それ以上に激しいピストンになっていた。
グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、グチャッ、
・・・うっぅぅぉぉぉぉおぉ!
男が雄叫びを上げながら、背を反らせて女の口に腰を突き出す。
女の唇はチンポの根元に押し付けられ、鼻は腹の肉に押しつぶされていた。
ビクッ!ビクッ!ビクッ!ビクッ!ビクッ!
男が痙攣し、女の喉がゴクリ・・・ゴクリ・・・ゴクリ・・・と動いた。
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