山崎は瞳孔の開いた目の涼子の涼子をソファーに座らせると、背もたれを両手で持ち、壁際に備えているディスプレイに向けて回転させて角度を調整する。
これまで10回・・・20回・・・いや、それ以上に行われた洗脳のための準備だった。
涼子は、いわゆるトランス状態に陥ったような雰囲気で、開いた瞳孔の目を宙に漂わせながら、聞き取れないくらい小さな声でブツブツと何かを呟き続けている。
これは、涼子がそうなった時にこそ行われた、涼子の精神に対する刷り込みを今夜も行うためだった。
山崎がリモコンを操作するとディスプレイの電源がつく。
そしてそこに映し出されたのは旦那の笑顔だった。
「・・・この男は?」
涼子の両足を1人掛けのソファーの肘掛けに上げ終わった山崎が質問を投げかける。
そんな風に旦那を呪い、勃起したチンポに欲情し、旦那を罵り、自分を求める男に従順な精神を刷り込んでいく。
※元投稿はこちら >>