洗い物をしているふりをしながら、キッチンカウンターの中から旦那を見る。
深夜まで眠らないから、朝起こされるまで寝続けている旦那は、疲れ切った顔をしているせいか昔よりもさらに弱々しく見える。
(・・・情けない男)
心の中で呟くと、体の芯がズキッと熱くなる。
カウンターの下でスカートを捲る。
先生の好みの通りにガニ股に足を開き、お尻を後ろに突きだす。
(勃たないなんて・・・答える能力さえ無いなんて・・・・)
体の芯は反応し続ける。
溢れはじめた精液の匂いのする愛液を指先につけ、円を描くようにクリトリスを弄って汁を擦り付ける。
(ほんとに情けない・・・・)
静かに高まっていくのを感じながら、朝食を食べる旦那の前に、ダイニングテーブルの上に自分の姿を思い浮かべる。
記憶の中の私の姿は、旦那が座っている椅子に向かってМ字に足を開き、快楽に狂っていた。
太い指に掻き回されて何度も絶頂しながら、クリトリスを吸われるたびに獣のような声を上げながら、自分を淫乱だと告白し、旦那を罵っていた。
頭を後ろに組み、はしたないガニ股でディルドに腰を振っていた。
体の力が抜けそうになるのを必死に我慢しながら、快楽の虜になり何度も上下に。
高まってくるのを感じる。
先生から与えられるのとは違う種類の絶頂。
サディスティックな熱い何かを感じながら、旦那の顔を見ながらゾクッと肩を震わせて静かにイッた。
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