【涼子の一日】
いつもと同じ時間に目覚める。
先生を起こさないように静かにベッドから降りると、全裸のままベランダに出る。
仕切りの金具を外して隣に移動し、寝室の窓から忍び込む。
いつからか姿見に写る自分を確認するのが日課になっていた。
胸にも腰にも、指の跡がミミズ腫れのように残っている。
鎖骨の下と左の乳房、それに太ももの内側にキスマークがある。
口元にこびりついた乾いた精液に舌を伸ばしながら右の乳房を手で揉み上げると、噛まれた乳首がズキンと痛んだ。
いつもされるように乱暴に胸を揉みながら、左手の指を股間に伸ばし、クリトリスを撫でながら膣口に移動させる。
挿入して何度か動かして鼻先に持ってくると、まるで出さらたばかりのような強いオスの臭いがした。
指にこびりついた精液を首筋に、乳房に、肩に擦り付ける。
何度か繰り返すと、指を動かすたびに膣がクチュクチュと音をたてた。
時間になり、昨夜ベッドに脱ぎ捨てた部屋着に手を伸ばす。
粗めの裏地のトレーナーが、噛まれて腫れた乳首を虐める。
頼りないゴムウエストのスカートを履く仕草ですら、少し声を上げてしまいそうになった。
寝室の鍵を開け、キッチンに向かい、朝食の準備をする。
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