イライラする。
少しの時間も惜しいのに、こんなに遅くなってしまった。
私は壁に掛かる時計の針が、もう10時50分を超えているのを見ながら寝室の扉に鍵をかけた。
着ている服を脱いでベッドの上に投げ全裸になると、部屋の電気を消して窓を開けてベランダに出た。
隣家のほうを向くと、カーテンの端から漏れた光が、リビングの窓からベランダに射している。
私はリビングの窓の前を横切り、先生の待つ家に向かう。
2軒のベランダを区切る薄い仕切り。
私は外側から裏に手を回し、指先で金具を探す。
指先に当たるそれを少し上にずらすと、コトッと小さな音を立てて外れた。
そして仕切りの板を少し押すと、板は音を立てずに静かに開いた。
先生の家のベランダに足を踏み入れ、板を閉じてロックする頃には、もう自分の膣から愛液が滴っているのを感じていた。
音のない静かな部屋。
先生はソファーに座り、私を見ていた。
私はソファーに向かい合ったベッドの端に座ると、両足をいっぱいに広げてМ字に座り先生を見つめる。
両手の指で膣の唇を開くと、愛液が溢れてお尻の穴まで垂れるのを感じた。
(はやく・・・はやく欲しい・・・・)
そんな私を無視するように、先生の視線が私の右側に移動する。
私は同じように視線を動かし、そこに置かれていたバイブに手を伸ばす。
バイブの根元から先に舌を這わせる。
いつも先生にするように、出した舌の力を抜き、擦り付けるように下から上に、そして先を固く尖らせると、尿道口の周りをチロチロと刺激する。
何度かそれを繰り返し、先生にするようにほうずりしてから股間に向ける。
割れ目からクリトリスに擦り付けると、ニチャッ、ニチャッ、と音が聞こえた。
そして私は、先生の目を見つめながら、自分の中にバイブを入れていった。
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