隣の個室から聞こえる旦那の声。
それは、最後に残っていたかもしれない感情を砕く、私にとっての死刑宣告だった。
妻には勃たない。
妻は抱けない。
いろいろな言葉を言っていたかもしれないが、その2つの言葉を聞いた瞬間に絶望し、心の中で何かがガラガラと崩れるのを感じてからは、どんな言葉も耳に入らなかった。
「話の途中ですいませんが、少しトイレに・・・」
山崎の声が聞こえた。
「・・・そうそう・・・よければこんな動画でも見てください・・・いえ、なかなかですよ・・・いえいえ、そんなつもりは・・・ただEDってのは、理由は様々ですから・・・えぇ・・・えぇえぇ、そうです・・・そう・・・だから何がきっかけになるかわからないんですから・・・」
「それでは・・・」とゆう山崎の声の後、隣の個室の扉が開く音が聞こえた。
足音は数メートル・・・私のいる個室の扉の前に来ると止まる。
静かに開く扉。
そして、山崎はゆっくりと入ってきた。
私に勃たないと言った旦那のそばで、ズボンの上からでもわかるくらいに勃起していた。
私と出来ないといった旦那のそばで、私に挿入する為に私のマンコを解し続ける男。
私は淫乱女
私は変態女
触られたい
妊娠したい
私は無言で立つ山崎のズボンに手を伸ばし、チャックを下ろした。
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