「いってらっしゃい」
旦那と一緒に靴を履き、玄関の扉の外まで見送ってくれた美しい妻に笑顔を返し、旦那は廊下をエレベーターに向かって歩いた。
エレベーターのボタンを押し、振り返るとまだ笑顔で手を振ってくれている妻を愛しいと思った。
けれどエレベーターの扉が閉まるよりも先に妻が開けた扉が、自宅の隣だと気づきはしなかった。
涼子は慣れた動きで廊下を歩き、脱衣所の洗濯カゴから洗い物を洗濯機に移すと、自分もトレーナーとスカートを脱ぎ全裸になる。
寝室の扉を開けると、全裸で寝ている山崎を起こさないようにゆっくりとベッドに上がり、その股間にキスをする。
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