ベランダに現れた涼子は、まだ恍惚とした表情を浮かべていた。
俺が擦り付けて汚したままの顔で、鼻を膨らませてフーッフーッと息をしながら、旦那のいるリビングとガラス1枚だけの隔たりで立っている。
「・・・胸を出せ」
涼子は少し躊躇し、けれどトレーナーの裾を胸の上まで捲り上げた。
その目に被虐の悦びの色が浮かび始める。
「・・・そのまま変態女のポーズをしてみろ」
涼子の鼻息が強くなり、被虐の悦びに身悶えた。
そして今度は少しの躊躇も見せずにスカートを捲り上げると、ガニ股に足を開きながらしゃがんでいった。
両手を頭の後ろで組み、はしたないガニ股姿で俺を見上げる涼子と、リビングでくつろぐ旦那の後頭部・・・
その光景は卑猥で下品で官能的に感じた。
「・・・口を開けろ」
涼子の口の中は、溢れそうな唾液に精液が泳いでいた。
「・・・飲みたいか?」
涼子は頷いたが、すぐに眉をすぼめて首を傾げた。
「・・・もっとこのまま居たいか?」
涼子は笑顔になり頷いた。
俺は少し笑い、涼子に飲み込めと命令した。
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