家事を終えると、集中していた間は少しなりを潜めていた性欲が一気に襲ってきた。
山崎が来る。『診察』してもらえる。そう考えただけで我慢の限界に達しそうだった。
そこからの拷問にも感じる長い時間は、ゆっくりと涼子の理性を溶かし、その性質を快楽に飢えたメスに変えていった。
1時28分、インターホンが鳴った。
壁に取り付けられたディスプレイに駆け寄ると、そこには醜い山崎の下品な笑顔が写っている。
特徴的な大きな鼻、分厚い唇・・・色黒でメタボな山崎が、画面の中から涼子を見つめていた。
涼子は「はい」と答えながら、マンション1階のオートロックを解除した。
そして廊下を移動し、玄関に立つ。
エレベーターに乗っただろうか。
もう廊下をこっちに向かって歩いているかもしれない。
涼子は玄関のインターホンの音色を聞き、期待に愛液が滴るのを感じながら玄関の扉を開けた。
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