<堕ちていく母(3)>
一糸纏わぬ裸に、胸までのエプロンだけを身に着けて、台所で立ち働く母の姿は、
たった今我欲を満たしたはずの野獣に、新たな欲望の火を付けました。
射精後の後始末も許されぬ母は、動く度に股を伝い落ちる獣液を気にしながらも、
男の胃袋を満足させるために、食事を作らされていたのです。
再び股間を聳え立たせた男は、母を膝の上に跨がせると、己の放った樹液で潤む母の肉筒に、
怒張を突き入れました。 今や男は、母の手作りの料理と、
それを作った母の体の両方を、同時に貪っているのです。
1度目の放出で忍耐強くなっている肉棒は、男が食事を終えるまで、
母の蜜壷に刺激を与え続けていました。
男の膝の上で、気持ちとは裏腹に、強引に2度もの絶頂を味わわされた母は、
2度目には飛んでいく自分の体を押さえるように、男の体に縋り付いてしまったのです。
意志とは無関係な動きを見せる体に、母は大きな戸惑いを覚えながら、
のろのろと体を起こすと、蹌踉けながら浴室へ向かいました。
母のすこし後で浴室に向かった男は、汚された体を洗い清める様に、
頭からシャワーを浴びる母の、浴室のぼかし硝子に浮かびあがったシルエットを見ていました。
そして成人式の夜の時に、果たせなかったことを実行するため、浴室に通じるドアを開けました。
「きゃぁっ!! やめてっ!! 来ないでっ!!・・・・」
ふと背後の気配で振り返った母は、浴室の中に男の姿を認めて、蹲りながら叫びました。
男は背後から母を抱きかかえると、満々と湯を張った湯船に、
2人の体を沈めていきました。
この時男は、子供に還っていました。 長年思い続けてきた、母親との入浴。
その想いをやっと果たせた満足感で、男は母の体に縋り付きました。
そして、母を自分に向き直らせると、自分の母親の肌を思い出すかのように、
胸を僕の母の胸に押し当て、柔らかな乳房の感触を味わっていました。
しかし再び獣の牙を思い出した男は、浴槽で抱き合うように向かい合っている、母に向かって言いました。
「さあ、それじゃ・・。 今夜の2人のための、寝室に行こうか。」
今夜・・・? まさかこの男は、一晩中私を弄ぶつもりじゃ・・・
「もう、本当に帰って下さい。 お願いです。 もう、気が済んだでしょう。
もう、あの子が帰って来る頃なんです。」
母は必死になって、男に懇願しました。
しかし、男はにやりとして、母の願いを聞き流しました。
「寝室が嫌なら、ここでもいいんだよ。 このまま朝まで楽しもうか。」
なんという男でしょう。 あの子が帰って来たら、下着を着替えるため、必ず脱衣場に来るでしょう。
そうなったら、ぼかし硝子1枚隔てただけの、浴室内の出来事は、すべて分かってしまうのです。
もしあの子が、自分の友人と自分の母親が、お互い裸になって浴槽に浸かっている姿を見れば、
いったいどんな驚愕の表情を浮かべるでしょう。そんなあの子の顔を、絶対見たくはないのです。
母は、男に従うしかなかったのです。
母は裸のままで、男に抱かれるようにして、父と母が過ごすべき寝室へと入っていきました。
僕の為に、屈辱に耐え続けていた母は、諦めにも似た気持ちで、男の目の前のベッドに、
全裸の熟れた肉体を横たえたのです。
しばらくその素晴らしい獲物を、視姦で楽しんだ男は、母の隣に潜り込みました。
そして2度も母の子宮に獣液を吹き上げ、入浴後の心地よい疲労感があってさえも、
男の分身はまたもや首を擡げてきたのです。男は母を横抱きにすると、
静かに己の欲望を母の体内に沈めていきました。
「ふんんっ・・・、はあぁー・・・・・、はあぁぁーん・・・・」
今日また自分を3度の高みに押し上げ、未だ大きさを失わない肉柱に貫かれ、
心ならずも女の歓びの声が出てしまいました。
しかし自分の体内奥深くに押し入りながら、なかなか動く気配を見せない男に、
母の女としての体は、いつしか焦れったささえ覚えていました。
ここまで官能を呼び覚ましておきながら、肉柱の感触だけを与えて、
それ以降の快感を与えようとしない男は、母にとって毛嫌いする男から憎らしい男へと変わってきたのです。
やがて母は、自分の意識の閾値以下で、自ら腰を動かしていたのです。
ガチャッ。
夫以外の男に抱かれ、自分の肉壷に深く喰い込んだ男の怒張に、
自ら腰を打ち付ける痴態を、夢の中で演じていた母は、玄関の鍵が開けられる音で、
一瞬にして我に返りました。
「いっ、いやあー!! あの子・・、あの子が、帰ってきたわ!!・・・・」
母は男の呪縛から逃れようと、身を捩りました。
しかし母を抱きしめる男の腕からは、身動き一つとれませんでした。
「しっ、しぃぃー・・・・、静かにしないと、あいつにばれちゃうよ。
今夜はここに泊まるのだから、大人しくしていてくれよ。」
自分を地獄に陥れる男の言葉を、母は耳の奥で聞いていました。
(いやぁー・・・・、だめぇー・・・・、そんなの、耐えられない・・・・)
(あの子が・・、あの子が、家に帰って来たのに・・・、まだなんて・・・)
(あの子の居る家の中で・・・、夫以外の男に、抱かれているなんて・・・)
(こんな・・・・、こんなひどいことされるなんて・・・・いやぁぁ・・・)
(感じちゃだめ・・・・、ぜったい・・・、声を出しちゃ、だめぇ・・・・)
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