「ほら・・・もう足を閉じようとしないでしょう?」
「・・・胸を揉まれてるのに、ほら由美ちゃんの手」
女の言うとおりだった。
腕は左右に力なく開き、足は男の指先がそっと触れただけでさらに開いていった。
男の指を邪魔しないように、男の指が触りやすいように、男の指がもっともっと快楽を与えられるように。
女は男が由美にしているように、俺の左の乳首を指で弄った。
男が由美にしているように、チンポの先に指をチロチロと擦り付けた。
そうして、男と同じタイミングで俺の首を舐めた。
体を反った由美の顔は切なそうに、けれど快楽に染まった目で宙を見ていた。
男の色黒い指が、白い由美の足の間で左右に、上下に動いていた。
由美が体を反るほど激しく、由美がだらしなく口を開くほどねっとりと。
「ほら、わかる・・・?」
女はチンポに指を這わせながら俺に囁く。
「由美ちゃんを見て・・・ほら・・・もうイキそうになってる・・・」
由美の反応はだんだんと激しくなり、その表情は快楽の高まりを感じさせる。
「ほら・・・あ・・・ほら、もうイキソウよ・・・あんなオヤジに・・・」
女の指が激しく絡みついてくる。
瞬間、由美が体を反りガタンと跳ねた。
ビクッビクッと何度も肩を痙攣させ、固まり、そのまま男のほうにゆっくりと体を倒していった。
男は由美の体を受け止め、それでも何度か由美のクリトリスに指を擦り付けてから抱きしめた。
顔を引き寄せられた由美は、近づいてくる男の唇に向かって目を閉じた。
「すごいわ・・・すごい・・・」
女は俺の首にディープキスをしている。
興奮した熱い息を吐きながら、音が鳴るほど激しくキスをしている。
男と由美の重なった唇の隙間から、男の舌が由美の口の中に入っているのが見えた。
男の舌が引くと、由美が舌を男の口の中に入れていった。
長い長いキスだった。
男が由美の唇を食べるような、由美が自分の舌を男に捧げるような、激しいキス。
首を振る男が由美の口の中を舐めると、由美が男の唇に吸い付いた。
乳房に伸びる男の手に自分から体を寄せ、股間に伸びる男の指に自分から足を開く由美。
まるで愛し合っている2人のような光景だった。
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