痛くてどうしようもなかったのだろう。
けれど由美は、何度も止まりながら、激痛に肩を震わせながらも男を根元まで受け入れた。
30分後に引き抜かれた男のチンポには、薄い血液がこびりついていた。
男は立ち上がり由美に肩を貸しながら、引きずるように部屋を出て行った。
「由美ちゃん、かわいそうに・・・」そう言った女の顔は、言葉とは真逆に幸せそうに見えた。
「もうあの男のモノね・・・」そう言いながら歯を見せて笑った。
睨むような強い視線に(貴方はどうなの?)と言われた気がした。
無言の時間が過ぎ、女はふっと笑って立ち上がった。
胸に垂れた自分の唾液も拭かずにブラウスのボタンを留め、腰を振りながら両手でスカートを下ろした。
「明日はどこにいるの?・・・また、蔵を覗くのかな?」
『アンタは、次は明後日だろ』
女は少し驚いた顔をしたが、すぐに笑顔に戻り「そっか、全部知ってるんだね」と言った。
俺が『明日は山の中の物置きだよ』と言うと、「物知りなのね」と言いながら去って行った。
※元投稿はこちら >>