「このまま、由美ちゃんはお口で奉仕するのかな・・・?」
イタズラっぽい声で女が言った。
俺は無言で女のほうを見た。
女は妖しい笑顔で俺を見つめていた。
「そんなことしないって顔ね」
俺は何も言わず、何もしない。
「でもね・・・するわよ」
女は一瞬だけ「くすっ」と笑って言葉を続ける。
「彼氏じゃない人と、旦那じゃない人と、愛していない人とするとね・・・みんな、動物になっちゃうのよ」
少し体を傾けて右を見る俺と、後ろから体を伸ばして俺の肩に頭を乗せる女。
鼻と鼻が着きそうな距離で見つめあい、女の指がチンポに伸びるのを感じながら聞いていた。
「好きな人には恥ずかしいけど、愛してる人には知られたくないけど・・・そうじゃない人には、理性も何もかも無くした動物になっちゃうの」
女の指がまたカリを責める。
俺は情けない声を出したくなくて「お前だって」と言った。
女は驚いた表情をして動きを止めたが、また指を裏筋に這わせながら「そうよ」と笑った。
「ほら・・・」
女の視線に誘導されて部屋を見ると、男が由美を抱きしめていた場所のまま後ろに体を寝かせ、伸ばした右手で由美の頭を引き寄せるところだった。
ゆっくりと横たわっていく男の体と同じ速さで、由美の顔が男の股間に近づいて行った。
男がベルトを外し、チャックを下ろし、ズボンと下着を同時に脱ぐ。
由美は男の足の間で正座するように丸まったまま、待っていた。
男がまた由美の後頭部に手を添える。
女の頭が俺の右の脇から股間に下りていく。
由美の頭が少しずつ下がっていった。
チンポが温かい粘膜に包まれる。
ヌルヌルとして、柔らかい感触が脳に届く。
由美の頭が小さく動き始める。
体を前後に揺りながら、前後に。
女が裏筋に舌を当て、頭を動かしはじめる。
まるで由美の動きが見えているかのように、同じような速さで。
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