「さぁゆっくり目を覚ましてごらん。」
優しい落ち着いた声が私の耳の中に入ってきた。その声に導かれるように私はゆっくりと目を覚ましていった。
「どうでしたか?」
「はい、先生。本当の自分はものすごくいやらしい人間であるということが分かりました。」
「そうだったのですね。特にどのようなことをしようと思っていたのですか?」
「はい、私は自分の身体を見られたいという欲求が抑えられません。しかも、今回はポテトフライをおまんこの中にどんどん差し込んでいって…ぁあん…いやらしい…こんな自分…もういや…」
「取り乱さなくても大丈夫ですよ。初めはこんなものですから。では、こちらのお薬を出しておきますので、寝る前にキチンと飲んでリラックスしてくださいね。それでは、本日の診察は終わります。」
「ありがとうございました。」
「お大事に」
結婚生活が私の理想と違っていたことから発症した躁鬱病。今では、躁病の方が強く出てきて四六時中いやらしいことを考えては自己嫌悪を繰り返していた。
家に帰っても1人ということがいけないらしい。だが…
気がつけば出会い系サイトを眺めている自分がいた。
誰か私を救って…
そう思いながらも、おまんこを濡らしていた。どうしようもなくいやらしい…淫魔に取り憑かれている私…。
なんとかしたい…でも…
身体の疼きは心の疼き…そう思ってしまうほど私の心と身体のバランスが崩れていた。
こうべきたの心療内科…私は看板を背にして街に繰り広げていった。
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