直哉さんに引かれるようにして私は震える足に必死に力を入れて歩いた。街中を行き交う人々の視線が私を見ているように思え、不安と興奮が入り混じった複雑な感覚に陥った。
どの視線も私の身体を舐め回すように見てくる…そんな感覚にますます私の身体は力が入らなくなった。やがて通りを抜けると商店街へと進んだ。そこは足早に歩く人たちで賑わっていた。
周りのことなんて意識せずに歩いているだろう人々が私には少し物足りないように感じるようになっていた。
見られたい…
そんな衝動に駆られた私は胸を突き出して服の上からでも乳首が勃っているのがわかるほどの姿勢で商店街を歩いた。
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