(9)
「お酒、買ってきたよ」
浣腸の準備が済んで、マユちゃんも一升瓶を抱いて倉庫に戻ってきた。
「それじゃ、やるか」
そう言った俺は、洗面器に入っている浣腸液を大きな注射器に溜める。ムクゲ・メグミという韓国ババアは、中東男と東南アジア男が股を開いた状態で押さえ付けてくれている。
「猿轡、まだ外すなよ」
そう念を押した俺は、注射器の先端をムクゲ・メグミの汚いうしろの穴に近付ける。首を横に振りながら、何かを喚くムクゲ・メグミ。しかし、猿轡のお蔭で煩くない。
注射器の先端をムクゲ・メグミの汚いうしろの穴に入れ、浣腸液を一気に注入する。
「ヘヘヘッ。まだ、入るかな?」
「うん。入る、入る」
俺の問いに、マユちゃんは笑顔で頷いた。
「それじゃ、二本目」
また浣腸液を満タンにして、注射器の先端をムクゲ・メグミの汚いうしろの穴に差し込む。イヤイヤをするムクゲ・メグミだが、構わずに一気に注入する。
「お漏らし、しないうちに。三本目、いってみよう!」
ロアンも、ノリノリでそう叫んだ。リクエストにお応えして、また注射器を満タンにして三本目の浣腸をした。
「はい。洗面器」
ロアンが、洗面器を俺に差し出した。浣腸液が少し残っているけど、別にいいかな。そう思った俺は、洗面器を床に置く。中東男と東南アジア男が、ムクゲ・メグミに洗面器を跨がせ、汚いケツを落とさせる。
「韓国女には、お似合いの姿だな」
そう言って、嘲笑を浴びせた俺。ロアンが、楽しそうに笑う。マユちゃんも、一升瓶を胸に抱き、懸命に便意を堪えているムクゲ・メグミを興味深そうに眺めている。
何とか身体を捩り、便意と闘っていたムクゲ・メグミ。しかし……。諦めたのか、それを止めた。次の瞬間……。
例えようもない音と異臭を放ち、ムクゲ・メグミの汚いうしろの穴から、更に汚いものがとび出した。
「うわぁ! くっせぇ!」
「浣腸をする……って言ったの、誰よ?」
思わず顔をしかめた俺に、ロアンが笑いながらそう訊いた。
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