(12)
「本当に、やらなきゃいけないんですか?」
泣きそうな表情で訊いた俺だが、主任の笑みは崩れない。
「当たり前でしょ? ほら。さっさと、出すものを出しなさいよ」
ムクゲ・メグミは……とみると、中東男と東南アジア男が両脇から押さえ付けて汚い股を開かせ、準備OKになっている。
「まったく……。主任は、変なところで入ってくるんだから」
「何か言った?」
「いいえ。何も」
そう返して、下半身裸になった俺。
「あらぁ。そっちも、準備OKじゃない?」
「これは、好きで勃起させているんじゃありません! 営業勃起です!」
主任のからかいに、怒鳴って返した俺。ロアンとマユちゃんは、口を両手で押さえてクスクス笑っている。
炎の中に差し込んでおいた鉄管は、いい具合に熱くなっている。やっぱり、やるしかないのか。諦めた俺は、用意されていた軍手を嵌めて炎の中から鉄管を抜き取った。
「変な病気を持っているのは、確実なんだからな。先ずは、消毒だ」
そう吐き捨てた俺は、ムクゲ・メグミの汚いワレメに沿って真っ赤になっている鉄管を押し付けた。
「ぎゃああぁ!」
何かが焦げるような香ばしい匂いが漂い、何かを焦がすような音を野獣の咆哮にも似たムクゲ・メグミの怒号が掻き消す。一分くらい押し付けてから、鉄管を放り投げた俺。ムクゲ・メグミの下品な部分は、どす黒い血で彩られていた。
「何回探しても、ゴムは出てこないわよ」
用意されている道具を、ひとつひとつ引っくり返す俺。その俺に、ロアンは笑いながら言った。
「わ……、分かっているさ!」
自棄になって返した俺は、ムクゲ・メグミに視線を戻す。モタモタしていると、また何か言われる。俺は、逸物をしごいて鼓舞しながら、ムクゲ・メグミの下品な穴に近付ける。
喚く気力も失せたのか……。ムクゲ・メグミは、顔を涙で濡らし、口をパクパクさせている。
「有り難く、思えよ! 日本人の手で、粛清されるんだから……な!」
そう叫んだ俺は、覚悟を決めて逸物をムクゲ・メグミの下品な穴にぶち込んだ。うわぁ! 凄く……、ユルい。まあ。韓国女に人並みを求める俺が、間違っているのかも知れないが……。
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