(10)
「ところで……。このお酒、いつ何処で飲むの? マユ、イヤだからね。韓国女のウンコの臭いが漂う、ここで飲むなんて。この臭さ、某テロ国家の化学兵器以上だよ」
真顔で言ったマユちゃんに、俺は笑って返す。
「俺たちが、飲むんじゃない。この卑しい韓国女に、飲ませるんだ」
「ええ! 勿体無い! 私たちで飲むものだと思って、高いお酒を買ってきたのに」
そんなマユちゃんに、ロアンが笑って話す。
「怒らないで。面白いもの、見せてあげるから」
「酒、貸して」
そう言って手を伸ばした俺に、マユちゃんは名残惜しそうにしながらも一升瓶を渡してくれた。そんなマユちゃんだが……。
「今度、美味しい洋酒、プレゼントしてあげるから」
俺のその言葉で、笑顔を取り戻した。
「私には?」
笑顔で訊いたロアンだが、俺はキッパリと返す。
「マユちゃんだけ」
「ひどぉい! 私とマユちゃん、何が違うのよ?」
「上から下まで、違っているよ。マユちゃんは、88.60.88だ」
「私だって、脱げば凄いんだから」
口喧嘩では、ロアンに敵わないので。
「忌の際に、見せて貰うよ」
俺は、そう言って終わりにした。一升瓶の栓を開けた俺は、ムクゲ・メグミのウンコが溜まっている洗面器に、その酒を注ぎ込む。
「こいつらの好きな、ウンコ酒だ」
「えっ! そんな文化、あるの?」
俺の言葉に、唖然とするマユちゃん。ロアンが、ツッコミを入れてくる。
「作り方、違うわよ」
「知るか! これで、充分だろ?」
中東男と東南アジア男が、ムクゲ・メグミという韓国ババアを床に座らせた。その前にウンコ酒を置いた俺は、猿轡を外してあげる。
「ほら。飲め」
俺の言葉に、何かを喚き散らすムクゲ・メグミ。ああっ! うるさい!
「いいから、飲むんだよ!」
そう叫んだ俺は、ムクゲ・メグミの頭を鷲掴みにして、その顔をウンコ酒に押し込んだ。
※元投稿はこちら >>