4.次からはコンドーム着けてくださいね。
さて、お話は前夜に戻ります。
一旦、千㌔を超える物理的な距離を離れ離れになってしまう二人ですが、
4日間の将来を話し合った時間に確認したことがありました。
それは、二人には子供を作らないということです。
彼女は極端に妊娠すること、子供を育てることを嫌っていました。
生殖に繋がるSEXは嫌悪していると言ってもいいほどです。
恐らくは、不倫していた相手の家庭を考えて、そう自分に言い聞かせて来たのが原因かとも思いましたが、
もっと根深く、暗い部分で妊娠を恐れているとも受け取れました。
従って、二人のSEX行為は、純粋に性交の快楽を楽しむ行為という方向に向かうと謂うことです。
もっとも、この時の私の二人の将来生活のビジョンには、子供は入っていませんでした。
快楽を得る為だけにSEXする関係。性奴隷の望みとしては、確かに至極全うです。
「だったら、もっとSEXの技術を磨いて、経験を積まなくてはね。」
最後の夜、私はベッドの中で、しっかりと、そしてゆっくりとした口調で、彼女に確認をしました。
「はい。頑張ります。」
「お尻の穴、気持ちよかったでしょう?」
「だんだんと入れられて・・・良かった」
「大きい?」
「はい。でも我慢できそうなので大丈夫です。」
彼女は、マゾらしく、こういった時には、妙に丁寧語を使います。
それではと、再度トライすると、
「違う、そっちは下のほう (><)」
・・・・不覚にも、穴を間違えてしまいました。
「あの、次からはコンドーム、着けてくださいね。」
「何で?」
「子供・・・欲しくないから。」
「だったら、ピル飲む?でも生理、比較的順調に来るよね。」
「これから何か考えます。でも、避妊手術は痛たそう。」
「・・・まぁね。」
実はこの後、コンドームを使ったのは1度きりで、オギノ式で避妊をしていますが、まだ失敗していません。
ふと、頭を過ぎったのは、都子が最初の堕胎に使った、当地では普及していますが、
日本では未承認の堕胎薬の事でした。
結局、そんな話の続きは、次に私が日本で里美を抱くまで、お預けになってしまったのでした。
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