「何よぉ、日沼さん…この女にまだAV出演の件を話してなかったの?」
「ああ、そう言えばまだ言ってなかったっけ…だが、優理子には俺の命令を
拒否する権利はないから心配いらないよ。なぁ、そうだろう?優理子…」
皆川夫人の言葉に日沼は苦笑しながら指に絡めた6本の糸を引いた。
「あひぃ…」
依然として全裸で蟹股立ちのポーズを取り続けている優理子は陰唇と乳首に
嵌められたリングピアスを引かれ、苦悶の声を上げた。
「うほほ…本物の白ゆり剣士ちゃんだよ。俺、大ファンだったんだぜ。」
凛々しくて精悍な顔つきは昔のまんまだよ。」
「引退して、人妻やりながら教師をしてるのか…熟し切ってメチャクチャ
エロい身体になったもんだ。」
「これなら話題を呼ぶぜ…無敵の白ゆり剣士を覚えてる奴も多いだろうから、
大ヒット間違いなしだ。」
AV製作会社の面々は驚きの声を上げながら優理子に纏わりつき、裸身を
弄り回している。
「う、うぅ…お許しください…
AVなんかに出たら教師を続けられなくなってしまいます。」
優理子が日沼のご機嫌を伺いながら哀訴する。
「へへへ先生、大丈夫だよ。うちの作品はハードな鬼畜系が売りだから、光教学院の
ような名門校の生徒や先生が目にすることはまず無いと思うよ。」
「あら、うちの竜治なんてあなたのせいで退学になったんだから、今度はあなたが
教師を辞める羽目になったとしてもおあいこだわね。」
皆川母子の主張はあくまで理不尽である。
「フフフ…白ゆり剣士・白木優理子、いや今は人妻教師・八木優理子かな?
うちの専属女優としてガッポリ稼がせてもらいますよ。」
「うふふ…全国のAVショップにこの女のDVDが並ぶって訳ね。」
「ネット配信もしてますからそちらはボカシも少なめにしときますよ。
それから特別なルートで無修正版を裏モノ市場に流すつもりです。」
「そこまでしたらやっぱり学校に知られちゃうかもね。
ふふ…いい気味だわ。」
(イヒヒ…竜治のお母さんもよほどこの先生に恨みがあるんだな。)
社長が皆川夫人の残忍さに舌を巻く。
「何せうちは零細メーカーだからAV女優のギャラにも事欠く始末で、素人専門なんですよ。
優理子のような極上の女を紹介してもらって本当にありがたい。」
「いいえ…可愛い息子がお世話になっているんですから当り前のことですわ。」
「ヒヒ…その代わり鬼畜マニア向けメーカーとして社運を賭けた作品に仕上げ、
お母さんの期待にばっちり応えさせてもらいますよ。
育ちが良さげな優理子に耐えられるかな…」
社長は卑猥な笑みを浮かべる。
「そう言や竜治、前回の作品で旦那バレした人妻はどうなった?」
「あぁ、あの若妻なら離婚して、今はソープとSMクラブに掛けもちで働いてます。
養豚場の豚と交尾させちまったからもうまともな人生は歩めませんよね。」
こともなげに竜治が答える。
「その点は優理子先生問題ないわね…何せご主人の公認ですもの。」
皆川夫人は息子が真面目に仕事に励んでいるのを喜ぶかのように笑う。。
「それとその前の作品だったか、ブルーシート村の浮浪者30人に中出しさせたOLは?」
「あの娘なら結局会社も辞めて、今は精神科に通ってるそうですよ。
それから先日駅前で全裸緊縛姿で逆ナン20人斬り企画の13人目で警察の御用になった
女子大生も昨日釈放になったそうです。」
一体AV撮影で何をされるのか…
彼らのやり取りを耳にして優理子は目の前が真っ暗になった。
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