「ふぅ…暑いわ…今日は蒸しますね…」
尚美は胸元に風を入れる素振りでブラウスのボタンを外した。
並んで座り、すでに太ももが接するくらい身体を密着させている武山先生は、
さらに顔を寄せ、開いた胸元に視線を潜り込ませる。
(うぅっ…)
尚美の左の頬に武山先生の吐く息が掛かる。
武山先生の目には乳房がその先端まで見えているはずだ。
痛いくらいにしこった乳首は大きく、先が上を向いて尖っているのが恥ずかしい。
「エッチな尚美ちゃんは今日もノーブラだ。」
武山先生はそう耳元で囁くと、腰を抱いていた右手が腋の下から前に回りこみ、
ブラウスの上から胸全体に被さる。
(あっ…)
尚美が短い喘ぎを洩らしながら、抗う意思表示をしないのを確認すると、武山先生
の手は乳房の柔らかな弾力と乳首の硬さを楽しむように、ゆっくりと揉み始める。
*****
学校から離れた洋風の居酒屋。
今日も尚美から武山先生を誘った。
初めの内こそ若い同僚の女性教師に誘われ、舞い上がっていたようだった。
『藤沢先生に誘ってもらえるとは光栄です。』と尚美の目からも武山先生が
緊張しているのが見て取れた。
しかし、何度も逢瀬を重ねる度に、
『私、ファザコンなんですよ。』
『恋人がなかなか出来なくて寂しい…』
『お行儀のいい紳士より、強引な人に支配されたい願望があるんです。』
と思わせぶりな言葉を繰り返すと、武山先生も徐々に打ち解けて来た。
そして2人の立場が入れ替わったのは、『武山先生はSMに興味ありますか?』と
聞いた日からだった。
『ほぉ? 藤沢先生はそういうの興味あるの?』
武山先生は好奇心一杯に身を乗り出して尚美の顔を覗き込んだ。
『もしかして藤沢先生はMなの?』
お酒に弱い尚美はコップ半分くらいのビールを飲み干すと、武山先生の顔も見れずに
俯いたままコクリと肯いた。
『そうかね…おとなしくて真面目な藤沢先生がマゾだったとは意外だったな。
僕もSMは好きだから、藤沢先生とは趣味が合いそうだ。」
もし拒絶されたらどうしよう…そんな不安を抱いていた尚美は、武山先生が尚美の
太ももに手を乗せて下品な笑みを浮かべているのに、心の底から安堵した。
尚美は毎日自分を慰めていることも、生徒に対する背徳の妄想も告白した。
授業にさえ乳首に輪ゴムを巻いたり、陰唇にクリップを挟むことも話した。
自分がどれほど破廉恥なマゾ教師なのかを口にすることでマゾ悦に浸るのだ。
エロい女…ドM教師…変態マゾ…
半ば呆れながら無遠慮に武山先生から発せられる嘲りの言葉に、尚美は震えるほど
興奮してしまう。
*****
右の乳房をブラウスの上から揉みしごいていた武山先生の手は、さらに開いた胸元に
潜り込み、左の乳房を直に揉み始めた。
ノーブラなのはお約束だった。
他の先生に見つからないように別々に学校を出る時に、尚美はブラを外すのだ。
「尚美ちゃん…今日も生徒に犯される妄想しながら教壇に立ってたのかい?」
その店は穴倉風の造りになっていて、扉こそないが両側は壁で仕切られ、他の客から
の視線は遮られている。
武山先生は指先で尚美の乳首を摘み、コリコリと転がしながら囁いた。
「はい…尚美は今日も生徒にオマンコを見てもらい、ギラギラの性欲を満足させる
想像をしていました…」
「こんなに乳首を立たせて、教師のくせに『オマンコ』なんてよく言えるね…
恥知らずな牝犬だ…」
武山先生は尚美の左脚を抱え、自分の膝に乗せた。
「あぁ…」
それほど短いスカートではないが、股を広げた格好の尚美はパンストも穿いておらず、
ショーツが露わになる。
「染みが広がっているな…白いパンツに染みって妙にエロいよ。」
武山先生はそう言いながら、左手の指でその部分を突いた。
尚美の口から喘ぎ声が洩れる。
「家ではいつもオナニーしているんだっけ…どうだい、ここでしてみるかい?」
尚美を喜ばせるための演技だったが、尚美はいつかそうなる日が来ることを予感した。
オナニーをしたい。
裸になりたい。
裸になってM字開脚を見てもらいたい。
アナルもオマンコもこの定年間近の貧相なベテラン教師に玩具にされたい。
尚美にそんな思いが渦巻きながら、今は武山先生が思ったとおりの人だったことに
素直に喜んでいた。
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