その3 奴隷となる詩乃は首輪を買い、それを調教中、教室内、または自宅でつけていること。
百恵と早紀は詩乃のアパートの階段を上がっていた。もう既に詩乃は二時間は土下座をしたままである。
「そういや早紀さー、前に詩乃にドックフード食えって言ったじゃん?もういいんじゃない?」
「そうかなー。一週間くらい経つしいいかもねー。でもなんかつまんないなー。詩乃にキツイお仕置きしたーい」
「早紀。詩乃ん家に電話すれば?そしたらあいつ土下座やめて電話取りに行くでしょ。そんときに部屋にはいれば…最高じゃない?」
いいねぇと早紀が微笑む。悪魔のような微笑を浮かばせて携帯を取り出し電話をかける。勿論相手は…。
詩乃は二時間以上土下座をしている。全身から汗が吹き出ている。もし万が一他の誰かが来たら…。そう考えるだけで怖くて汗が出て来るのだ。
そんなとき電話がなる。
もしかしたら百恵達来れなくなったのかな?そう考えて詩乃は居間に行き受話器をとる。
「もしもし」
返事はない。そのまま切られた。
?と小首を傾げたその瞬間、
「やっほー!詩乃ちゃん元気?…あれ?詩乃ちゃん土下座は?」
早紀の声。ハメられたと気づいたが既に遅い。
早紀は土足のまま居間にまで上がり
「奴隷の自覚なくしちゃった?ドックフード食べてるのに?体に教えないとね。自分が奴隷だって。」
早紀は悪魔のような台詞を言う。
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