『人妻奴隷教師裕子29』
「本当に……、終わりにして下さるんですか?」
「ああ。約束する」
疑うように訊いた裕子に、俺はそう返した。反故にしたい気はあるが、まだ冴子を甚振るチャンスは幾らでもある。それに……。裕子の訴えなら、多少は聞く……というところを、冴子に見せておく必要もある。
「済みません。冴子さん」
冴子に詫びた裕子が、俺に視線を戻して答える。
「鞭で……、お願いします」
「分かった」
鞭を手にした俺は、しなり具合を確かめながら冴子に歩み寄る。起き上がった冴子は、正座をして裸体を竦める。
「裕子に無礼を働いた罰だ。有り難く頂け!」
そう吐き捨てた俺は、冴子の裸体に鞭を打つ。
「ひいぃ!」
悲鳴を上げて、裸体を更に竦める冴子。冴子の肩口から乳房に掛けて、蚯蚓腫れが出来た。更に、冴子の裸体を鞭で責める。裸体を竦め、悔しそうに俯き、悲鳴を上げる冴子。その上半身に、蚯蚓腫れが次々と出来上がっていく。
「待って下さい! ご主人様!」
両手首を後ろ手に拘束されて緊縛されている裕子が、また俺と冴子の間に割り込んできた。跪いた裕子が、縋るように俺を見上げて訴える。
「もう充分です! やめて下さい!」
元々、裕子が止めたら終わり……と決めていた俺。
「いいだろう」
そう返して、鞭を放り投げた。裕子の食事を再開したかったが、また同じ理由で冴子を甚振りたくなるので、冴子には風呂の支度をさせる。裕子の希望もあり、両手首の戒めを解き、裕子自身の手で食事をさせた。
「何だ? 残したのか?」
「いいえ。これは、冴子さんの分です。あとで、食べて頂きます」
俺の問いにキッパリ返した裕子が、皿に盛られた焼肉をラップで包んでしまった。
「勝手なことはするな!」
そう言いたかったが、裕子はクルリと背を向けて洗い物を始めてしまった。そこへ、冴子が戻ってきた。
「ご主人様。お風呂の支度が整いました」
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