『人妻奴隷教師裕子28』
「どうした? 冴子。裕子の食事が、全然進んでいないぞ」
「お……、お許し下さい。ご主人様」
さっさと食事を終わらせた俺の言葉に、冴子は苦悶の表情でイヤイヤをしながら縋るように訴えた。裕子の箸を手に持っているが、その手も含めて両手を卓袱台に押し付け、必死に堪える仕種を見せている。それもその筈……。冴子は、貞操帯を着けているのだ。コンビニで裕子を弄んだ、ヴァギナ用のリモコン式ディルドが付いているヤツだ。目盛りは、中くらいにしている。
裕子の皿には、焼けた肉が山盛りになっている。俺は、ビールで腹が満たされたので、思ったほど食べられなかった。残った肉を全部焼いて、裕子の皿に盛ったのだ。冴子に食べさせるかどうか……は、俺の気分次第だ。
「どうしたんだ? 裕子が、腹を空かせているぞ。裕子の食事が終わらないと、おまえは餌を食べられないぞ」
俺の言葉に、苦痛と違和感も入り雑じった淫らな感覚を堪え、冴子は箸を震わせながら肉をひと切れ摘まんだ。俺は、目盛りを少し上げる。冴子の動きが止まった。
「何をしている? 早く、裕子に肉を食べさせろ!」
冴子が、苦悶の表情を見せながら、肉をタレに付ける。ご主人様! もう、充分じゃないですか! そう訴えたいのか……。裕子は、哀しい目で俺を見ている。
タレの入っている皿をあてがい、肉を裕子の口に差し出す冴子。俺は、ディルドに繋がるリモコンの目盛りを更に上げた。
「ああっ!」
裸体を大きく震わせた冴子。箸は、何とか手放さなかったが。手を離れた皿が宙を舞い、裕子の裸体にタレが掛かってしまった。
「どういうつもりだ! また、裕子の綺麗な裸を汚しやがって!」
冴子を裕子から引き離し、蹴り倒したとき……。
「ご主人様!」
崩れ落ちるようにチャーチチェアから下りた裕子が、冴子を庇うように俺の前に跪いた。
「やめて下さい! もう、充分でしょ?」
「退くんだ! 裕子」
「いいえ! 退きません!」
厳しくも縋るような裕子の訴えに、少し考えた俺。リモコンのスイッチを切り、鞭と蝋燭を放り投げた。
「どちらかを選べ。それで冴子に制裁を加えて、今回の件は終わりにしてやる」
さあ。どちらを選ぶ? 裕子……。
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