『人妻奴隷教師裕子25』
「裕子。ここが、おまえの指定席だ。掛けろ」
「えっ?」
チャーチチェアを示した俺の言葉に、裕子は戸惑う。
「聞こえなかったのか? 掛けるんだ」
「私が……ですか? そんな!」
自分だけ? しかも、ご主人様を差し置いて、牝奴隷の私が? そんな表情で、躊躇する仕種を見せた裕子。俺は、裕子の脇に居た冴子に平手打ちを見舞った。
「ご主人様!」
冴子を庇うように割って入った裕子と、打たれた頬を両手で押さえて顔を背ける冴子。裕子を押し退けた俺は、冴子の髪を掴んで頭を押さえ付け、強引に跪かせた。
「おまえに遠慮して、裕子が椅子に掛けようとしないじゃないか! 裕子が椅子に掛けないと、夕飯が始まらないんだよ! 牝ブタのくせに、飼い主の俺を飢え死にさせるつもりか!」
「ご主人様! 冴子さんは、何も悪くありません! 私が、勝手に椅子に掛けないだけです」
尚も、冴子を庇う裕子。俺は、冴子を小突いて倒し、腹に蹴りを見舞った。冴子の横顔を足の裏で踏み躙り、俺は忠告する。
「裕子が、おまえみたいな牝ブタを庇ったぞ。裕子に気を遣わせることは、最大の侮辱だぞ。分かっているのか!」
「待って下さい! ご主人様」
またも裕子が割って入り、俺の前に跪いた。俺の望みが分かったのか、顔を俯けてこう言った。
「分かりました。椅子に、掛けさせて頂きます」
「裕子専用の椅子だ。遠慮しなくていい」
満足している俺の言葉を受け、裕子はチャーチチェアに掛けた。卓袱台を挟んで裕子の真向かいで胡座を掻き、俺は肉を焼く。冴子には、食器を用意させる。缶ビールは、自分で冷蔵庫から出した。
缶ビールをチビリチビリ飲みながら、全裸で緊縛されている裕子を目で楽しむ。肉が焼けてきた。
「遠慮するな。裕子。美しさに磨きを掛けて、次の品評会で金賞を獲るんだ」
自分の皿をホッタラカシにして、裕子の皿に肉を山盛りにした。
「ご主人様」
「ん? 何だ? 裕子」
「お願いします。両手の戒め、解いて下さい。お食事が出来ません」
確かに……。緊縛した裕子の両手首は、後ろ手に縛り上げてある。俺は、笑って返す。
「裕子の手を煩わせなくても、冴子という牝ブタが居るじゃないか」
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