『人妻奴隷教師裕子24』
裕子と冴子を中に入れ、部屋の灯りを点けた。裕子が、スカートスーツを脱ぎ始める。それを見て、自分も脱ぐべきか戸惑っている冴子。その冴子の頬に、俺は平手打ちを見舞った。
「ご主人様! 何を?」
冴子を気遣う裕子が、冴子を庇うように割って入る。俺は、裕子を退かせて冴子に罵声を浴びせる。
「裕子が裸になるのに、おまえは服を着ているつもりか! この……、牝ブタ! ひとつ言っておく。裕子もおまえも、俺から見れば同じ牝奴隷だ。だが……な! その中で、裕子はお姫様で、おまえは家畜以下の存在なんだよ! 分かったか? 牝ブタ!」
「わ……、分かりました。ご主人様」
「俺の許可無しに、気安く裕子に話し掛けるな! いいな?」
「はい。ご主人様」
「分かったら、さっさと裸になれ。家畜に服など必要無い」
服を脱ぎ始める冴子を気遣い、裕子が哀しい表情で俺に訴える。
「ご主人様。そんな差別、しないで下さい。私も冴子さんも、同じですから」
「俺のやることに、口出しするな」
険しい表情で突っ撥ねた俺の心は、凄く充たされていた。俺が望んでいたのは、これなのだ!
全裸になった裕子と冴子。麻縄を冴子の前に放り投げた俺は、SM雑誌のグラビアを開いて緊縛写真を見せる。
「俺は、少し出掛けてくる。その間に、このように裕子を縛っておけ。いいな? 裕子は俺のお気に入りだから、粗末に扱うなよ」
夜の街を走り、やって来たのはアンティークショップ。ここで、気品のありそうなチャーチチェアを買う。それを担いでアパートに戻り、玄関の前に置いてまた夜の街へ。量販店でホットプレートを買い、スーパーで牛肉と焼肉のタレを買った。痛い出費だが、閉経女店主にぼったくられた残りで何とか賄えた。
アパートに帰ってきた俺は、量販店で買った安い椅子を押入れに放り込み、チャーチチェアを卓袱台の前に置いた。言うまでもなく……。このチャーチチェアが、裕子の指定席だ。
裕子に目をやると、緊縛は終わっていて、脇に冴子が正座している。
「まあまあ……だな」
悔しいが、俺より上手く縛ってある。まあ。冴子を甚振るチャンスは、まだ幾らでもある。
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