『人妻奴隷教師裕子17』
「ご主人様?」
裕子を縛ったままにして、裕子の鞄から財布を取り出した。中身を確認した俺は、邪魔が入らないよう玄関の鍵を掛けてアパートをとび出した。夜の街をひた走り、やって来たのはアダルトショップ。迷うことなく玩具の手錠を選び、レジで会計をして貰う。途中……。コンビニで弁当をふたつ買い、アパートに戻って来た。
「お帰りなさいませ。どうしたんですか? 一体……」
全裸で縄化粧を施されている裕子が、ハアハアと大きく呼吸を整える俺を見て、心配そうに訊いてきた。
「弁当を買ってきた」
「お弁当ですか? 夕飯の支度なら……、私が」
「その時間も、勿体無いんだよ」
そう返した俺は、裕子と向かい合って胡座を掻き、買ってきた弁当を開ける。
「ご……、ご主人様」
箸で取ったひと口分のご飯を、裕子の口に差し出した俺。裕子は、困惑した表情で顔を背ける。
「いいから。食べろ」
「そんな……。牝奴隷の私が、ご主人様に施しを受ける……なんて」
「俺が、そうしたいんだ。俺が、許可する。だから……。俺の欲望を、満たしてくれ」
「わ……、分かりました。ご主人様からの施し、有り難く受けさせて頂きます」
躊躇しながらも、笑顔でそう答えた裕子。申し訳無いのか、照れ臭いのか。自嘲するような笑みを浮かべ、ご飯を口に含んだ。裕子の口の動きをじっと見詰める俺と、俺の視線を嫌うように少し俯いた裕子。
「そんなに、じっと見ないで下さい。恥ずかしいです」
口の中のモノを飲み込んで、困った表情で訴えてきた。それでも、俺は裕子の唇をじっと見詰める。この唇が、俺の淫茎を……と。俺は、卑猥な想像をしてしまう。
「自分で頂きますから、ご主人様も食事をして下さい」
「自分で……って、両手は塞がっているだろう?」
「前に置いて下されば、犬のように顔を近付けて食べますから」
その言葉に、俺は思わず怒鳴ってしまった。
「そんなこと……、俺が許すと思っているのか!」
それからも、裕子の口に食べ物を運び、唇の動きや飲み込む仕種を堪能した。裕子の弁当が空になり、自分の分を食べ……いや、掻き込む。
「ご主人様。よく噛まないと、身体に悪いですよ」
そんな注意を受けながらも、裕子に三十分掛けて食べさせたのと同じ弁当を、俺は三分で空にした。
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