日曜日だった。
珍しく小谷奈緒は自宅マンションに一人でいた。
坂本たちの奴隷に堕ちて以来、土日と言えば何人もの不良たちが入り浸り、性欲処理の道具として
弄虐されたものだったが、この日はそれが嘘のように平穏な時間が流れていた。
そう言えばここ数日、学校でも坂本たちのグループは欠席がちでだった。
もちろんHRでの剃毛ショーや全裸授業など2Bの奴隷として課せられた日課は怠らず、
ヤリたい盛りの生徒たちの性欲処理も充分こなして来たつもりだが、坂本たちに限って言えば
一歩退いたところにいた気がする。
(飽きられてしまったのかしら…)
もちろん理性的にはそれは望ましいことである。
坂本たちの興味が無くなれば、地獄のような生活から解放されるかも知れない。
しかし…奈緒はジュンと下腹部が熱くなっているのを感じた。
ノーブラの肥大化した乳首が痛いほど凝り固まっている。
常に発情しているよう仕込まれた奈緒の身体はもう平穏な生活には向かないのだ。
奈緒はオナニーを始めた。
*****
(八木先生、どうしたんだろう…)
自ら慰め、一度だけでは足りず二度も絶頂に達した奈緒は、ふと先週赴任したばかりの
凛として涼やかな年上の女教師の顔を思い浮かべた。
三日間も休んでいる。
長く話した訳では無いが、短い時間にも八木先生の教育に向ける情熱は充分伝わって来た。
奴隷に堕ちた奈緒にはただただ眩しい崇高な存在だったが、厳しい中にも優しさを秘めた
彼女は奈緒の理想の教師そのものだった。
(お見舞いに行こうかしら…)
奈緒は思った。
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