「うひひ…それにしても八木さんの奥さんにこんな趣味がおありだったとは驚きですな。
早く言っていただければ協力は惜しまなかったのに…あぁ、お隣同士なのに水臭いなぁ。」
坂本に首輪で吊り上げられ、コートの前を開いた優理子を日沼が上から下まで念入りに
舐めるような視線を這わせている。
見るからにだらしなそうで、卑屈で、いやらしい日沼は生理的に受け付けない。
そんな男に全裸を観察され、優理子はおぞましさに鳥肌が立った。
「見事なプロポーションですね…見せたがる気持ちも分かりますよ。
何しろアスリートと来たら女でも筋骨隆々のデブが多くて興醒めですが、奥さんの場合、
スレンダーで肉も柔らかくしなやかそうですな。」
信じられない。
ここは自宅近くの路上である。
周りには評判の美人妻の異様な様子に気付き、足を止める通行人も増えて来た。
(やっぱりあの八木優理子だよ。ほら、名前が書いてある。)
(あの美人で評判の奥さんが裸同然の格好でどうしたって言うんだ?)
(縛られてるじゃん…何か犯罪じゃないか?)
(いや、待て胸に何か書いてある…『露出マゾ奴隷』だってさ。)
(『肉便器』とも書いてるぞ。)
(見なよ…笑ってるじゃん。本人同意の上だぜ。)
(と言うことは八木優理子は本当に露出マゾの肉便器ってことか。)
(裏切られたなぁ…俺、あの奥さんに憧れてたんだぜ。)
(俺も白ゆり剣士の頃からファンだった。)
人が増えるに連れて優理子の怯えは増幅する。
公衆の面前で裸を晒しているのだ。
激しい羞恥はもちろんのこと、警察に通報されたら身の破滅だ。
「もう許して…人のいないところに連れてって…」
優理子は必死に哀願する。
「クク…先生、この三日間で男を満足させる言い方や態度をきっちり教育して
やっただろう? その成果を見せてくれよ。
さもないと町中の男が全員集合なんてことにもなっちゃうかもよ。」
坂本はニヤニヤ笑いながら首輪を引き寄せ、耳元で呟く。
優理子は坂本の冷酷さを身に染みている。
彼の言葉は決して冗談などではなく、このままでは本当に町中の男たち全員に
破廉恥な姿を晒すことになるだろう。
「まずはこちらの日沼さんに言うことがあるだろう。」
坂本はニヤニヤ卑猥な笑みを浮かべている日沼に目を向けた。
「うぅ…日沼さん…いえ、日沼様…今まで日沼様とはお隣に住んでいるのに、
いつも素っ気無い態度を取って来て申し訳ございませんでした…
昔、白ゆりと呼ばれ美人剣士と持て囃され、今は教師であるのを鼻に掛け、
高飛車な女だったことを深く反省しています…」
屈辱に身を震わせながら優理子は言う。
「いやいや、良いんですよ…私のような下衆な男を敬遠する気持ちもよく分かりますよ。
しかしねぇ…せっかく謝ってくれるんなら、もっと笑顔で言ってもらいたいものですな。
そんな辛気臭い顔では誠意が伝わって来ませんわ。」
日沼も事の成り行きをすっかり理解し、ネチネチと優理子に意地悪く言う。
そんな日沼の役者ぶりに坂本も満足げだ。
優理子は強張った表情に作り笑いを浮かべて続ける。
「うぅ…嬉しいわ…日沼様に優理子の裸を見てもらえて…
さっき日沼様に褒めていただいた通り、剣道で鍛えた自慢の身体なんです…
剣道は下手くそですが、身体は男の人に喜んでもらえるんじゃないかしら。」
両手を縛られながら、豊かな乳房を強調するように胸を張り、腰をくねらす。
「うぉぉ…この自慢の身体を見ているだけでは殺生だよ。もうチンポが暴発しそうだ。」
日沼はズボンの前を押さえて情けない声を上げる。
「チッ…気が利かねぇ奴隷だな。見せるだけか?」
坂本の舌打ちに優理子は慌てて言葉を続ける。
「うぅん…ご覧になるだけじゃ嫌…淫乱で熟し切った優理子の身体は我慢出来ませんわ…
あぁ…日沼様にオッパイを揉み揉みして欲しいんです…オマンコをグジュグジュしてください…」
「ケケケ…いいんですかぁ?憧れの優理子奥さんにそこまで頼まれたら、断る訳にも
行きませんや…」
日沼は有頂天で優理子の頼みを聞き入れた。
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