女は疲れきっているように見えた
両足はだらしなく開かれたまま、その股間に大きなシミを作っている大量の精液の上でうねっている
片方の肘をかろうじて突いて状態を起こし、、、けれどその頭はいやらしく左右に、上下に動き続けていた
「もう少し早かったら・・・もう少し面白みのある光景だったでしょうけどね・・・」
耕三の声に視線を上げ、初めて自分が女の裸体に集中していた事に気付く
「いや、そんな・・・入ってきた時も凄かったですよ・・・それに今でも十分に・・・」
晴樹に取り繕う余裕などない
すべて思いのままの言葉
晴樹の視線は、先ほどまで集中して裕子を眺めていた事を今更ながら恥じ入り、逆光で見えない耕三の顔の辺りからはなせられないでいる
「まぁそう言わずに・・・そうだ、撮っておいたビデオでも流しながらにしますか・・・ハルキさん」
耕三は体を伸ばしてリモコンを手に取る
テレビ画面は黒いまま、その右上に「入力2」と表示された
「あの・・・なぜ私の名前を・・・?」
「ん?・・・ああいや、ハンドルネームがHRKだったもので・・・読みにくいし長いし、勝手に呼ばせてもらってました・・・と言うことは、当たりでしたか」
無言を肯定と受け取ったのか、もともと興味がない話題なのか、耕三はまたリモコンの操作に集中する
テレビの裏側にコードが延びているビデオカメラが反応し電子音を出す
テレビ画面に光が戻り、そこには先程までの光景だろう映像が流れ始める
画面にはベットで仰向けに寝る女の体に、無数の男が群がっていた
女の膝を掴み両側に広げながら腰を振る男
頭の両側に座る男は女の頭を奪い合い交互に口に挿入している
胸は左から変形するほど揉まれ、右から乳首を引っ張りながら揺らされていた
右手は手首を掴む男にしごかされ、左手は手のひらに擦り付けるチンポを受け止めている
音声はない
テレビが消音になっている
おそらく撮影への影響を考慮したのだろう
しかし、それを補って余りある光景だった
女の腰を掴む男の指に力がこもり、数秒後に男が体を痙攣させ、次の男に押し退けられる
倒れた男が体を起こすよりも早く、次の男のピストンが開始される
「そう言えば・・・ハルキさんは、サラリーマンでしたな・・・年齢は30・・・いや、働き盛りだ」
「・・・はあ」
耕三の言葉に、誤魔化して答える余裕などない
晴樹は画面から目が離せないまま
画面ではマスクの女が、顔を近付ける男に何か話しているようだ
あれは・・・何を話しているのだろう
何を言わせているのだろう・・・
女は何かを呟きながら男のチンポにこびりついた汚れを舐めとっていく
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