ナイトテーブルに備え付けられたデジタル時計は、今が深夜の12時37分である事を無音で知らせていた
部屋は静かで、裕子が吸い付き、舌を這わせる音だけが響いていた
夕方には移動を終えた耕三は、今しがたようやく25人の男の相手を終え、全員に明日の時間と場所を通知した所だった
まぁいくら相手の人数が多いとは言え、住んでいるのがこの辺り(つまり本来の耕三・裕子の生息地から新幹線の距離)であるなら選考基準などなく、チビでもデブでもサラリーマンでもフリーパスなのだから、こんな時間までかかった理由は、途中で何度も裕子に挿入したからだが
部屋には衣服が散乱している
どれも皆、耕三が裕子を周りに見せつけるために、劣等感を逆手にした顕示欲を満たすために、時には改造までして揃えた服ばかり
淡い白のブラウスは透けないが乳首の形が、乳輪までもクッキリと浮かぶ生地を選んだ
膝丈の黒いスカートはスリットを腰まで切れ上げられていて、座っていても足を全開にでき、歩きながら尻を丸出しにできる
コートは胸の脇と腰にあるポケットの布が切り取られ穴になっている
駅地下のレストランのガキ共・・・裕子のマンコに釘付けだったな・・・
オナニーショーだけじゃなく、便所に呼び出し処理させてやれば良かった・・・
耕三の妄想が熱を帯び始めた時、、、裕子が耕三のチンポの先から汁を舐めとった時、耕三の携帯が振動した
うん?
もう全員と終えたはず・・・
送り漏れたりなどは・・・
そう考えながら携帯を手に取り、画面を覗きこむ耕三の顔が歪む
目を見開き、そしてイビツな笑顔になる
これは・・・面白い事になりそうだ・・・
こっちに在住のサラリーマンだと?
まったくくだらん嘘を・・・
けどまぁ裕子に、旦那のメアドを全部調べさせといて良かった良かった
耕三はイビツな笑顔のまま、視線を股間の裕子に向ける
裕子は口に入りきらない耕三のチンポの裏で、顔を上下に、左右に動かしている
「・・・裕子」
裕子が耕三の目を見つめる
「・・・どうしようもない淫乱マンコだ」
裕子はほんの少し目を潤ませて笑顔になる
「はい・・・最低な淫乱マンコです」
「・・・足りないだろう」
「はい・・・もっともっと欲しいです・・・何でも良いから入れられたいです」
裕子に、それが自分の本心かどうかを確かめる術はない
いや、それを疑うに足るきっかけがない
「便器マンコだな」
「はい・・・誰でも良い、何でも良いから掻き回して欲しいです
公衆便所の便器のように、チンポを待ち続けたいです」
言葉は確かに、裕子の心が産み出している
そして、その言葉を口にすると、いや思い浮かべるだけで心地よくなる
重ねれば重ねるほど、頭と子宮が熱くなっていくのだ
特に、こうして耕三の顔を見つめていると、それを強くハッキリと感じる
「そういえば・・・旦那にもチンポがあるな」
耕三の目が携帯の画面を一瞥する
「・・・いえ」
耕三が裕子の目をにらむ
「・・・旦那にもチンポはある」
裕子は悲しそうに答える
「いえ・・・ダメです
旦那はダメ・・・
旦那のチンポだけは満足できない・・・
私は旦那以外の全員に妊娠させられたい」
グフッ
グフッ
グフッ
ワハハハハッ!
耕三は満足そうに笑った
勝ち誇ったように、軽蔑しつくしたように笑いその手を開いた
裕子は、その笑いがなぜ起こっているのかわからず・・・自分の発言の異常性にも気付かず、けれど求められた事に喜び耕三の体を這い上がった
裕子は耕三の突き出した舌を、まるでチンポへの奉仕のように愛しそうに吸いながら足を開いていく
分厚い唇の縁に舌を這わせながら腰を動かし、膣口にあてがうと同時に腰を突き出す
一度では半分も入らない
けれどやはり、異様なほどの圧迫感
感触に体を振るわせる裕子を見上げながら、卑猥な笑顔を浮かべたままの耕三が声を掛ける
「妊娠しろ」
その声を聞いた瞬間、裕子は二度目の挿入をはじめる
「はいっ・・・くっ・・・」
「妊娠しろ」
「はい・・・」
「妊娠しろ」
「あっ・・・あ・・・はいっ」
返事をするたびに強く腰を突き出す
子宮に到達してなお自分の体重を掛けていく
繰り返すたびにゆっくりと深くなる挿入
すでにチンポと子宮は密着している
けれど耕三はさらに声を掛ける
「妊娠しろ」
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