~第62話~
槇村の肉棒から放たれた精液は一気に美香の口の中を占領し、独特の生臭さが鼻に抜ける。
さらに斉藤が放った大量の精液は子宮目がけて勢いよく飛び出した。
美香は同時に受けた精液を全身で熱く感じていた。
「うう・・こんなに凄いの・・・初めて・・・口の中が・・・奥が・・熱い・・」
槇村の肉棒がなかったらそう叫んでいたであろう言葉を心の中で叫んだ。
斉藤に仕込まれた美香はいつものように口から溢れる前に男臭い精液をゴクンッと飲み込み、最後の一滴まで絞り出そうと肉棒をストローのように吸った。
「おおぉ・・そんな事まで・・・それに・・全部飲んだみたいだね・・」
美香の口の中で徐々に衰えゆく肉棒を抜きながら、満足した顔でそう答えた。
久しぶりに口を開いた美香は「はぁはぁ・・」と荒い息を整えたあと、
お礼をするように肉棒の先端に「チュッ」とキスをした。
「槇村様の・・・とっても美味しかった・・です・・」
あと10歳若ければ・・・肉棒へのキスと今のセリフでもう一度元気になっていたろうに。
槇村は悔しい思いに駆られながらも、完全に衰えた肉棒をぶら下げ、笑顔で美香の頭を撫でた。
「こんなに気持ちいい思いをしたのは久しぶりだよ。それに、興奮もさせてもらったしね。
斉藤くんと・・ふふっ・・奥さんのおかげだよ」
槇村はそう言うと、さっきまで斉藤が座っていた椅子に座った。
「今度は・・・私が見物する番だな。そうなんだろう?斉藤くん」
一度放出しただけの斉藤の肉棒は槇村の予想通り、衰えるどころか美香の中で
硬さを増していた。
「ふふっ・・さすが・・・ですね。ほら、美香。ちゃんと繋がってるとこを
よく見てもらうんだぞ」
バックで突いていた斉藤は一度肉棒を抜くと仰向けになり、美香は斉藤に背を向けたまま、
腰を落とした。
「あぁぁあん・・」
美香と槇村は向き合い、そして結合部が丸見えになった。
「ほら、美香。ゆっくり腰を動かすんだ・・」
斉藤は一切動かず、美香が腰を浮かせ、前後に動かし肉棒を締め付けた。
肉棒が出入りする度に秘部の肉ヒダが捲れる様子を槇村はじっくりと鑑賞していた。
「んんんっ・・・あぁぁぁんっ・・・雅彦さまのが・・・あんっ・・・」
改めて聞く美香の喘ぎ声はとても色っぽく男を興奮させずにはいられないと思ってしまうほど艶やかな声だった。
「美香・・・お前の腰使いはこんなものじゃないだろう・・?」
斉藤はそう挑発すると、それに応えるように美香は前後左右上下と淫らな腰を動きを、
槇村に披露した。
「んあぁぁぁん・・雅彦さまのが・・・はぁぁぁん・・」
絶対的存在である斉藤を悦ばせ、さらに見物している槇村にも興奮をさせる為、
無我夢中で腰を動かし肉棒を締め付ける秘部が今までのものとは明らかに違う事を斉藤は確信した。
「むぅっ・・これは・・やはり・・・くくっ・・美香の奴・・・」
何が引き金になったのか・・・それは誰にもわからないが、美香の秘部が今まで以上に男を喜ばせる名器になった事は疑いようもない事実だった。
だが、それに気づいたのは斉藤だけで、当の美香自身は自覚などしていなかった。
「美香・・・くくっ・・・褒美だ。たっぷりと激しく突いてやるから好きなだけイクんだ」
そう言うと斉藤はくびれた美香の腰を両手で抑えつけ、下から激しく肉棒を突き上げた。
美香は何に対しての褒美かわからなかった。が、珍しく斉藤に褒められた事。
そして、激しく突き立てられた肉棒から与えられる快感に素直に喜び声を上げた。
「あぁぁん・・・雅彦さまっ・・・嬉しいですっ・・・ダメっ・・イッちゃう・・・イクッううう」
両手で自らの胸を激しく揉みしだき槇村の視線を感じつつ、絶頂の瞬間さらに強く斉藤の肉棒を締め付けた。
「くっ・・・こいつ・・また・・・っ」
あの斉藤が油断をすれば発射してしまいそうになるほどの締め付けの後、身をのけ反らせ
絶頂を迎えた。
「はぁぁ・・はぁはぁ・・また・・イッちゃいました・・」
結合部からは美香の愛液が離れている槇村からでもわかるくらいはっきりと溢れ、斉藤の
お尻まで濡らしていた。
「いやぁ・・これは見てる方も堪らんね・・こいつが元気なら、是非奥さんの中も
試してみたかったですよ」
頭を垂れた肉棒を悔しそうに見つめ、脱ぎ棄てた衣服を拾い身に着け始めた。
「槇村さん。もうそんな時間・・・ですか?」
気づけば昼などとっくに過ぎ、15時を回っていた。
「まぁ、これでも仕事があるからね。そろそろ戻らないと部下に怪しまれるよ」
斉藤は見送らねばと、慌てて美香から離れようと動きだすと同時にそれを槇村が制した。
「いやいや・・・構わんよ。どうぞ続けてくれたまえ。まだ斉藤くんは満足してない
みたいだからね。 奥さん。今日はとても楽しい時間を過ごせたよ。
今度もし機会があれば、次は上のお口じゃなく・・今斉藤くんのが入っているとこを
試したいな」
そう言うと唇に軽くキスをし、手を振り部屋を後にした。
バタンッ。というドアが閉まる音と共に一つに繋がったままの二人だけになった。
「さて、俺たちもそろそろ・・」
美香の中から抜き去ろうとした瞬間、一瞬美香の方が動きが早く、繋がったまま斉藤の方を向き直すと「まだ・・・槇村様の言う通り・・・満足するまで・・」
美香は自分の快感もさることながら斉藤を満足させるべく、再び腰を動かし始めた。
「んんあぁぁん・・・凄い・・・雅彦さまぁぁぁ・・」
クッチュ・・クッチュ・・・ピッチャ・・・ピッチャ・・・と次から次へと愛液は溢れ淫らな音を奏でる。
「ううぅっ・・・こいつは堪らん・・・美香っ・・・そろそろ出すぜ・・・」
息がぴったり合った二人の腰使い。
そして同時に二人は絶頂した。
つづく。
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