その24
私は10畳一間の自宅アパートに戻ると姿見の前に立ち
上半身をハダカなった。
「ふん!ふん!そりゃ!おりゃ!」
ボディービルダーのように力こぶを作り、ボクサーのようにシャドーボクシングをしてみる。
「シュッ!シュッシュッ!ほ!おりゃ!これでもか!」
私は浮かれていた。夢見心地なのだ。
高柳とあんなにいっぱいお喋りが出来た。それだけじゃない。
私は高柳を救い出すヒーローなのだ。
ヒーローになれる。こんな私が。。高柳を救い出すヒーローになれる。
私には姿見に映る醜い贅肉だらけの身体も、およそヒーローには相応しくない顔も今は全く気にならなかった。
クッパを倒し、ピーチ姫との熱い抱擁とキス。
私は熱にうかされていた。
「私はヒーローだ。ヒーローになるんだ。」
私は下半身の洋服も脱ぎ捨て全裸になった。
スマホに保存してある動画を起動する。
高柳が父と兄に虐待され、犯されている動画だ。
「あっ。。あー。。可哀想な高柳。あー。父親に突かれて泣いている。。あっ。あっ。あっ。ダメだ。イクよ。高柳。いや。愛理。
愛理。愛理!イク!愛理!愛理!僕が助けてあげるからね!うっ!イク!イクよ愛理!
私は大量のザーメンを右手いっぱいに受け止めた。
動画の中の高柳。さっきいっぱいお喋りした高柳。もうすぐ全部の高柳が僕のモノに。
「愛理。すぐ助けにいくからね。」
私のモノは猛り、治まる事が無かった。
明日だ。もう待てない。明日クッパを倒し、全面クリアだ。
私はもう一度姿見の前に立ち、力こぶを作った。
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