「それで、何よ? 片岡さんと中塚さんに逝かせてもらっただけで帰って来たの?
勝手に満足して、オマンコも使わせずに?
それじゃあ、まるでやらずぼったくりじゃないの…信じられないわ。」
自宅に戻った亜樹から露出散歩の報告を受けた近藤夫人は激怒した。
近藤夫人は昼間は居心地の良い亜樹の家に入り浸りである。
ソファで寛ぎ、亜樹が焼いたクッキーをつまみながら、亜樹を足元の床に正座させている。
「あぁ…申し訳ございません…でも…恥ずかしくて…惨めで…」
家に戻って紐ビキニさえ脱ぎ、全裸の亜樹は額を床に擦り付けんばかりに謝る。
「亜樹さん、まだ自分の立場が分かってないようね…あなた、町内の共有奴隷なのよ。
片岡さんや中塚さんなんて前からあなたの大事なファンでしょ?
感謝の気持ちがあれば、そんなやらずぼったくりみたいなことは出来ないはずよ。」
町内の情報通である近藤夫人は片岡と中塚の顔を思い浮かべた。
2人とも見た目はまっとうなサラリーマンだが、いかにも女にだらしない不良中年だ。
駅前のスナックによく連れ立って入り浸っているところを見ると結構馬が合うのだろう。
確か片岡はそのスナックの女に入れ上げて、現在家庭不和。
中塚に至ってはバツイチで、その理由も中塚の変態セックスにあったらしい。
(これはまた楽しいことになりそうね。)
近藤夫人は内心ほくそ笑んだ。
「うっ…うぅ…以前から私を気に入っていただいた方には感謝しています…
金持ちで美人を鼻にかけてお高くとまっていた償いもしなければなりません…
うぅ…でもこれ以上私のことが町中に知れ渡ったら…うぅ…は、破滅です…」
亜樹は近藤夫人の叱責に嗚咽を洩らしながら哀願するしかない。
「あら? あなたって鈍感な馬鹿だったの?
そんな心配しなくても、もうとっくに破滅してるじゃない。
町内全部にあなたのヌード写真が出回っているんだから、今更気取ることもないでしょ?」
「そ、そんな…」
亜樹は不安な表情で無慈悲な近藤夫人の言葉に肩を震わせる。
「最初から私たちと仲良くしておけば、こんなことにはならなかったのにねぇ…
いい? これから片岡さんと中塚さんの家に行って謝っていらっしゃい。
自分ばかり逝かせてもらって、お2人の性欲処理をするのを忘れましたってね。
2人のザーメンを御馳走してもらうまで帰って来ちゃ駄目よ。」
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