その42
沙織の感じ方は尋常ではなかった。失神でもしてしまいそうなほどだった。
沙織は何回も絶頂に達し、アソコは溢れかえり、目には涙すら浮かべていた。
私は床に寝そべり、荒い息使いを繰り返す沙織から一度離れ、ソファーに座りたばこに火をつけた。私はまだ一度も射精をしていない。
たばこをふかしながら、部屋の隅にある木製のクローゼットを見つめた。
あの中に恵美がいる。あそこから私と沙織の一部始終を見ているはずだ。私はこの先の展開に思いを馳せた。
沙織が良いオンナである事に間違いはないが、やはり恵美や麻美と比較する事は出来ない。
さっさと沙織を追い出して、クローゼットの中で仕上がってるに違いない恵美をたっぷりとイジメてやりたい。
そう思うが、どうしても恵美に関してはじっくりと責めてやりたくなる。ヤッテしまうのは簡単だ。もっと、違う方法で恵美をイジメてやれないものだろうか。
そう考えている内に名案が浮かんだ。そうだ。恵美に沙織を責めさせてみよう。沙織はもはや自分で起き上がる事もできない。
ダッチワイフと何ら変わらない物体だ。
私は、いまだに起き上がる事が出来ず、焦点の合っていない視線を天井に送りながら、荒い息使いを繰り返している物体に近づき、自分のネクタイで後ろ手に縛り上げた。
「沙織、休憩は終わりだ。続きをしよう。今度は俺を楽しませてくれよ。いいだろ?」
沙織はゆっくりと笑みを作り頷き、手を縛られたまま上体を起こすと私の股間に顔をうずめた。
沙織のフェラチオはなかなか気持ちが良かったが、こんなものでイカされる私ではない。お楽しみはこれからだ。
「沙織、これからSMをしよう。しかも3Pだ。」
私がそう言うと沙織は驚いた顔を見せる。
「おい。休むなよ。俺が良いと言うまで咥えていろ。」
冷たく言い放つと沙織は飼い犬のように従順に従った。
「恵美出てこい。」
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