その40
私は安藤さんに言われた通り、道玄坂にあるBARに向かった。
通された個室は私のような学生には不釣り合いなほどに大人の雰囲気に溢れていた。
部屋を見回す。高級そうなソファーとテーブル、大き目なボリュームで流れる音楽はクラブのVIPルームのようでもあった。
安藤さんはクローゼットに隠れていろと言った。
部屋の隅に確かにクローゼットがある。試しに入ってみると丁度人ひとりが入れるサイズだった。
格子から室内を覗き見る事も可能だった。まるで、高校時代にふざけて入った事がある、掃除ロッカーのようだ。
その時、バイブにしていた携帯が震えてメールの受信を知らしていた。
安藤さんからだった。今からオンナとそちらに向かう。3分で着くから隠れていろ。そう書いてある。
私は今までの人生で経験した事がないほどのドキドキを感じ、顔は火照り、身体は身震いするほど緊張で硬くなっていた。
これから何が始まるのか。見たい気持ちと逃げ出してしまいたい気持ちが交錯する。
安藤さんの言葉が頭をよぎる。お子ちゃまを卒業したいんだろ?
そうだ。私はもう昨日までの自分には戻りたくない。今日から生まれ変わるんだ。安藤さんが私を未知の世界に連れて行ってくれる。
逃げるわけにはいかない。
その時、個室のドアが開いた。
「龍平さん。ダメよ。だめ。まだお酒が飲みたいの。んんっ。あっ。あん。。」
安藤さんとオンナは絡み合うように個室になだれ込んでくるとドアも閉めず、激しいディープキスを始めた。
オンナはキスをしながら安藤さんの股間をさすっている。
「龍平さん、落ち着いて。ねっ。夜は長いんだから。」
「そうだな。どうしてもキミを見ていると俺はおかしくなってしまうようだ。」
「ふふっ。」
オンナは機嫌よく笑いながら、また安藤さんの股間をイヤラシイ指使いでさすっている。二人はこんな大きなソファーは必要ないとばかりに
密着してソファーに腰を下ろした。
安藤さんはオンナの腰に手を回し、反対の手でオンナの内股をさすっていた。
二人は見つめ合い、もう一度長くイヤラシく、糸引くようなキスを交わした。
「沙織は何を飲む?」
「あたしはモヒートにしようかしら。」
「了解。俺はウイスキーをロックでいこうかな。」
安藤さんはインターフォンで店員を呼ぶと、また沙織というオンナの内股をさすりながらキスをした。
安藤さんは店員にお酒をオーダーしてる間もオンナの尻を撫でまわしている。オンナは絶えず上機嫌に笑っていた。
店員が部屋から出ていくと安藤さんはオンナをソファーに押し倒し、キスをしながらオンナのブラウスのボタンをはずし始めた。
オンナも抵抗する様子はない。
「あん。。ふふふっ。だめ。店員さんお酒持って来ちゃうわよ?」
「かまわないだろ?来たら来たで沙織の自慢のカラダを見せつけてやればいい。」
オンナはイヤらしく微笑むと安藤さんのシャツのボタンをはずし、安藤さんの乳首を直に指でさすり始めた。
「失礼します!」
店員の声で二人はソファーに座りなおした。
「お酒もきた事だし乾杯でもしようか。」
安藤さんはそう言うとモヒートを口に含み、オンナに口移しで飲ませた。
二人は舌をイヤらしく絡ませている。今度はオンナがウイスキーを口に含み安藤さんに飲ませた。
ウイスキーまみれの唇と舌が激しく絡み合う。
二人の顔つきが変わり、オンナの息使いが荒くなる。オンナは安藤さんの首に両手を回すと安藤さんの唇を激しく貪った。
「ハぁ、はぁ。。。もうダメ。龍平さん。。おかしくなりそう。。」
その言葉を合図に安藤さんは乱暴にオンナのパンツスーツのベルトをはずし、膝までパンツスーツを下ろし、オンナを立たせるとソファーの背もたれに手をつかせ
尻を突き出すように命令した。
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