その6
私はトイレから戻ると話し相手を失い所在なさげにしていた麻美と再び話し始めました。
麻美はかなり酔っている様子で私がトイレに行っている間つまらないから寝てたと言い、さらに私の耳元に顔を近づけると「あの野川って人あたし何か苦手」と言い悪戯な笑顔を私に向けて来ました。
どうやら、野川は恵美が不在の間麻美にも押し一辺倒のトークを繰り広げ、麻美をうんざりさせていたようでした。
麻美は恵美のように愛想よく聞き役に徹する事はせず、早々に野川を無視して寝入ったとの事でした。麻美はどうやら私に気があると感じた私は今夜このまま麻美を抱けないものかと考え始めていました。
恵美が本命である事は揺るぎないものの、ついさっきまでトイレで恵美と痴態の限りを尽くしていた私はガマン汁でパンツを濡らし今尚、激しい勃起が続いていたのです。これを麻美に処理させるためにはどうすれば良いのか、私は頭をフル回転させ考え始めました。
今晩麻美を連れ出しSEXをする事はさほど難しい事ではないとは思いましたが、麻美に手を出したがために本命の恵美を釣り損なう事があってはいけない。それについて私は想像を働かせていたのです。
今晩麻美を抱き、その事実が麻美の口から恵美に伝わった時恵美はどう思うだろうか。友人の麻美を抱いた男などとはこれ以上関係を持ちたくないと思うだろうか。
普通の女の子なら当然そうなるだろう事は容易に想像出来ましたが、恵美は違うと私は確信めいたものがありました。
麻美が恵美に私とSEXした事を伝える。恵美が私にそれは事実かと問いただしに来る。私はそれがどうしたと言わんばかりに恵美の質問を無視して恵美の身体を貪る。恵美に正常位で挿入したところで、私は麻美とのSEXを事細かく恵美に聞かせる。
恵美が聞きたくないと懇願しても私は腰を恵美に激しく打ち付けながらさらに続ける。麻美と俺がどんな風にエッチをしたか知りたいか。麻美のフェラは凄かったぞ。麻美は何度も痙攣しながらイッていたぞ。何度もだ。
そんなプレイを想像してみた。恵美は冷めるだろうか。イヤ。恵美はきっと興奮して狂ったように感じるだろう。恵美と私は磁石の両極のようなものだ。私がしたい事は恵美がされたい事に違いない。なぜだろう、この時からすでにそんな確信がありました。
いや。一目見た時から互いにそれに気づいていたように思えてなりません。
私は今想像したプレイを恵美にしたいがために今晩意地でも麻美を抱かなければならないと覚悟を決めました。
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